浅間温泉 飯田屋別館は廃業しました
古めかしい古風な三階建ての外観が気に入り一度は通り過ぎたがどうも気になって玄関に入る。呼べど呼べど何の反応もなく、帰ろうかと思いきや女将さんが厨房から出てきて応対していただいた。
受付すると「男湯を貸切でどうぞ」との事。浴室全体がタイル張り、浴槽も同じ造り。ゆったり2人、詰めて3人サイズの広さほどか。石湯口より約10L/minの源泉が浴槽へ静かに落とし込まれている。成分の白い析出物が湯口周辺にびっちりと堆積している。お湯は無色透明、ほんのりタマゴ臭。体感ながら43℃程での湯浴みとなった。浅間の湯は自身の肌にとてもよく合うのかとてもリラックスできた。良鮮度の掛け流し湯が味わえるお宿だ。
(三昧・2017年3月)
浅間温泉にある昔ながらの木造建築が目を惹くお宿です。立ち寄りを伺うと女将さんらしき女性が快く迎え入れてくださいました。外観同様に館内もなかなかの風情で、昭和の日本映画の舞台になりそうな、金田一耕助が逗留していそうな、そんな雰囲気があります。浴室は男女別に内湯がありますが、訪問時は男性側を貸し切り利用してもよいという事でした。
男性浴室は、窓ガラスが広くとられ明るい印象です。2人(つめて3人)サイズの四角いタイル浴槽がひとつあり、無色透明の湯が適温で掛け流されています。湯汚れなど一切ないとても綺麗に澄んだ湯で、湯口ではほんのりとタマゴ臭も香ります。浴槽サイズに対して充分な投入量があり、人が浸かるとドーっと溢れ出し、勿体ないほどです。なにしろ鮮度よく、とても心地よい湯浴みとなりました。
(まぐぞー・2017年3月)
▼館内
▼浴場はこの先
▼湯殿
▼浴室入口
▼男性浴室
▼浴槽
▼湯口
▼掲示
浅間温泉 飯田屋別館は廃業しました
浅間温泉 飯田屋別館 簡易データ
長野県松本市浅間温泉3-30-10
立ち寄り時間要問合せ
750円
訪問:2017年3月
浅間温泉 飯田屋別館 温泉分析概要
第1号源泉(源泉にて採水)アルカリ性単純温泉 46.5℃ pH=8.9 溶存物質計=413.0mg Na=83.9mg(68.86mv%) K=1.6 NH4=0.1 Ca=318(29.99) Sr=0.2 F=1.3 Cl=32.1 Br=0.1 I=0.1 HS=0.5 SO4=185.7 HCO3=18.4 CO3=5.1 H2SiO3=51.4 HBO2=0.7 (H28.4.25) ※温泉利用状況=全ての項目で該当なし