キルギスの温泉|アクスー温泉 Omur-Daryya(Zona Otdykha Omur-Daryya)

イシククル湖周辺には数は定かではないが温泉がいくつか湧出しているそうだ。その中の一つであるアクスー温泉に行ってみた。事前の情報だとアクスー温泉には二か所の温泉施設がある、との事である。

宿泊しているカラコルのゲストハウスから徒歩で10分の場所にあるバザールに向かう。ここから350番の乗合ミニバス(マルシュルートカ)に乗って温泉へと向かう。途中、トレッキングで有名なアルティンアルシャン温泉方面との分岐を左方向にミニバスは進んで行く。その後は10分もかからないで一つ目の温泉施設に到着、その二分後に二つ目の温泉施設に着いた。ミニバスはまだ先に進んでいったので終点はこの先にあると思われる。

今回我が家が訪れた「Omur-Dryya」は川を対岸へと橋を渡ると温泉施設はあった。玄関を入ると5-6人が順番待ちしており、どうやらこの温泉はローカルに人気があるようでした。受付には偶然なのか英語が通じる女性が一人いたので助かった。温泉プールと個室風呂のどちらが希望か?との事で個室風呂を希望と伝え、料金を支払って受付してもらった。その後は順番待ちで待機する。約20分位して個室風呂が空いたようで声が掛かる。

館内は受付を過ぎると廊下通路があり、その両サイドに個室温泉浴室が8室ほどある。おそらく利用人数に見合った大小の部屋が利用客ごとに割り当てされるようだ。我が家は室内にバスタブが二つある造りの部屋に案内された。このスタイルはタイやミャンマーでもお目にかかった造りだ。係りの方がお湯の溜め方と湯温調整の仕方を身振り手振りのジェスチャーで説明してくれた。要はバスタブに栓?をして温泉と水のバルブを操作して好みの湯温で入ってちょうだい、という事だろう。

まずは軽く湯溜めして浴槽内を掃除する。そして本格的に湯溜め開始、その間に身体を洗う。約5-8分ほどで入浴可能な水位になるので、ようやく入浴。蛇口バルブは二つあって、それぞれ温泉と水が出る。蛇口出口で約45-46℃ほどなので加水わずかで入浴可能、浴槽にて約43.5℃ほどの湯温。お湯はやや黄緑がかった透明、やや石膏のような薬臭、弱苦味を感じた。浴感は少しすべキシあり。15分ほど浸かったが火照りがすごくて汗がひかず参りました。湯舟内側に排湯口があってその部分からオーバーフローする掛け流し。
(三昧・2019年9月)

▼ビッグバザールのミニバス(マルシュルートカ)乗り場

▼温泉施設へは橋を渡ります

▼温泉棟

▼受付

▼チケット

▼個室浴室の並んだ廊下

▼手前で脱衣し奥の浴室へ

▼浴槽が二槽並んだ二人用個室

▼セルフで源泉投入

▼浸かった様子(安心してください、見えてないです)

▼別料金のプール(水着着用)

▼内湯は大人気なのにコチラの利用者はゼロ

アクスー温泉 Omur-Daryya(Zona Otdykha Omur-Daryya) 簡易データ

キルギス・カラコルの郊外/カラコルのビッグバザールから350番の乗合ミニバスでひとり30スム。所要時間約30分。

ビッグバザールのミニバス(マルシュルートカ)乗り場をGoogleマップでみる

アクスー温泉 Omur-DaryyaをGoogleマップでみる

二人用個室(浴槽×2)ひとり60スム
訪問:2019年9月