祝橋温泉旅館

霧島温泉郷より下りてきた国道223号沿いにある温泉宿です。本業の温泉旅館の傍らに地域の共同浴場的な浴舎。鹿児島らしく家族湯も当然のように完備。実際に近所の家族連れで賑わっていました。浴舎は宿泊棟の建物とは反対側にあり、男女別内湯が一つずつ。露天風呂もありましたが、こちらはお湯が張られておらず。

湯気がモウモウと篭った浴室にコンクリ製の変形の浴槽があります。浴槽は木板で二つに仕切られていて、温度差を設けてあります。片方の浴槽にのみ源泉が投入されていて42℃ほど、もう片方は40℃。ほぼ無色透明、重曹つるすべ感が目立ちます。肌触りは良いが浴後は肌がガビガビしてしまうので、クリームが手放せません。湯口では何かの刺激臭?もある。浴槽内には茶色の湯華がたっぷりと舞っていた。
(三昧・2005年12月)


 

国道沿いを通過中に目に飛び込んで来た祝橋温泉です。鹿児島は道路沿いに◯◯温泉と書かれた建物が多く、その度に吸込まれては軽く100万年くらい時が過ぎてしまいそうなので、とりあえず1度目の通過時は素通り。2度目も我慢の素通り。3度目の通過で遂に吸込まれてしまいました。ここは温泉旅館の他、気軽な立寄り湯、家族湯、陶芸の販売等行っています。

女性浴室は脱衣所を抜けると、コンクリ造りのシンプル浴槽がふたつ並んでいます。手前の3~4人サイズ浴槽に注がれた湯は、奥隣の4人サイズ浴槽へと流れ込む仕組み。源泉注ぎ浴槽は適温、流れ込み浴槽は「ぬるめ」となっていました。ごくわずかに何かしらの色付きにも見える無色透明湯はカス状の茶色い湯花が大量に浮遊。投入量はそこそこ多い掛け流し。スベスベ浴感のサッパリ湯です。この他に冷たい水?の浴槽も有り。三昧によると男性浴室には露天風呂もあったとの事で、もしかしたら女湯にもあったのかもしれない(未確認)。御近所の共同浴場的存在の温泉でした。
(まぐぞー・2005年12月)

▼受付

▼男性浴室

祝橋温泉旅館 データ

鹿児島県霧島市牧園町宿窪田2280-2
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0995-76-1801
6時~22時
200円→300円
訪問:2005年12月

祝橋温泉旅館 温泉分析概要

単純温泉(Na-HCO3) 45.6℃ pH=7.4 溶存物質計=722.5mg Na=117.8mg(70.04mv%) K=29.5 Mg=8.8 Ca=13.9 Fe2=0.2 NH4=0.4 F=0.3 Cl=21.3 SO4=12.0 HCO3=390.5(87.43) CO3=1.5 H2SiO3=123.5 HBO2=2.8 CO2=1.5 (H17.1.5)