中標津保養所温泉旅館

中標津町にある温泉旅館です。宿泊は当然のこと、他にも近隣の公衆浴場的な雰囲気も漂っていました。平日夕方の訪問で地域の年配客で賑わいを見せていました。食堂も備えていて、湯上り後に利用できる畳敷きの休憩室も解放されていました。当日の宿泊客はビジネス客が多いように思えました。

毎度のことで脱衣して浴室へ移動します。広めの浴室空間に浴槽は二つあります。適温浴槽と熱め浴槽があってそれぞれタイル造りで基本は同じ構成です。ただ、浴槽サイズが異なり適温槽は15人オーバーで熱め槽は5人サイズとなっていました。湯が良いのはもちろん熱め槽で約44-45℃ほどに湯温調整されています。湯口には源泉と表示されていて源泉そのままの浴槽投入がありました。無色透明、弱塩味に温泉臭の湯が掛け流されていました。また、ツルツルとした感じもあってこの感覚は温泉らしさを引き立ててくれます。適温槽は約42-43℃ほどに調整、熱め槽よりは鮮度は下ですがまずまずのコンディションです。因みに洗い場のカランシャワーにも温泉が利用されていました。
(三昧・2018年8月)


中標津の中心地からやや外れた、住宅地の奥に位置する静かな温泉施設です。最初、住宅地からも離れ気味になり「道間違えたかな?」と思いましたが、温泉施設が見えてホッとしました。中標津保養所温泉旅館は昔ながらの公衆浴場といった雰囲気もあり、ご近所さんの毎日のお風呂にもなっているようで、入れ代わり立ち代わり入浴客が車で乗りつけていました。

浴室は結構広く、内湯には15人ほど入れそうな適温槽と5人サイズの熱湯槽の大小二つの浴槽があります。また、長い廊下を裸移動した先には10人サイズのややぬるめ寄り適温湯の露天風呂もありました。肝心の湯はいずれも十分な掛け流しで、ほんのり塩気のある透明湯です。とてもヌルスベとした肌触りがあり、最初浸かった際は「おっ!?」と軽い驚きがあるほどでした。

露天風呂はやや「こなれ気味」となっていましたが、内湯適温槽はまずまずの鮮度、そしてあまり浸かる人がいないと思われる熱湯槽はかなりの鮮度の良さでした。場所柄かとてものんびりとした空気の流れる温泉旅館で、ぬるすべとした心地よい湯をたっぷりと楽しませていただきました。
(まぐぞー・2018年8月)

▼男性内湯浴室

▼適温槽

 

▼熱湯槽

 

▼男性露天風呂

▼掲示

北海道標津郡中標津町東20条北8丁目
0153720368
立ち寄り時間確認忘れ
500円
訪問:2018年8月
東中温泉 ナトリウム-塩化物泉 49.8℃ pH=8.6 溶存物質計=2.193g Na=745.4mg(95.13mv%) K=21.1 NH4=0.3 Mg=0.2 Ca=21.6 F=1.9 Cl=1012(86.46) OH=0.1 SO4=123.7 HCO3=69.9 CO3=18.9 H2SiO3=154.6 HBO2=22.4 CO2=5.8 (H21.9.18) ※温泉利用状況=掲示見当たらず



北海道の温泉