湯の平温泉 松泉閣(休業中)

湯の平温泉 松泉閣は休業中です

湯の平温泉 松泉閣 2004年10月

秘湯会のお宿の「松泉閣」です。国道292号からお宿の案内看板に従いかなりの急坂をしばし下った所に駐車場があります。しかしここから歩いて5分ちょいでようやくお宿の玄関に到着、お宿犬もいます。立ち寄り入湯では露天風呂のみが開放されています。館内の内湯と家族風呂は宿泊者のみに限ります。

お宿の受付から露天風呂までは約2分。男女別の露天風呂が一つずつありました。浴槽は岩造り、湯に浸かると渓流を挟んだ対岸の緑たくさんの景色が楽しむ事ができます。10人以上は入れる広さの浴槽に無色透明、とろみ感があり弱アブラ臭もします。源泉は浴槽内注入により新鮮なもの。葉っぱや虫さん達もちらほらと入湯中。露天風呂のすぐ脇には源泉が湧出しており、汲み上げポンプ音もしていました。帰りは行きと違って駐車場までの上り坂がきついかも??
(三昧・2004年10月)


久し振り、3度目の訪問です。自遊人の無料パスポートがあったので立ち寄ってみました。変化は特に何もありません、お宿前の元気な犬も健在です。今回は女性露天風呂とお湯について、もう少しだけ詳しい感想を書きます。

女性露天風呂は深く切りたつ渓谷沿いに造られた眺めの良いものです。脱衣所寄りに10人程入られるメイン浴槽があり、その隣には5-6人程入られる小浴槽もあります。小浴槽の脇にはコップの置かれた飲泉場があり、湯を飲む事ができます。浴槽の広い方が温め、小さい方は更に温めで、のんびり周囲の景色を眺めながらの長湯向き。湯は石膏を思わせるトロミの湯。ゴムの焦げたようなちょっと変わった臭いもします。浴槽内より熱めのものが投入。湯口付近にいると時々熱湯がフワッと出てくるので要注意。元々源泉が高温の為、飲泉場の湯などは触ると痛い程の熱湯です。
(まぐぞー・2004年10月)

▼山道を進みます

▼吊り橋を渡ると

▼源泉地

▼男性露天風呂

▼自然豊かな立地です

湯の平温泉 松泉閣 2002年7月

日本秘湯を守る会の会員宿です。「道の駅六合」から国道をほんの少しだけ草津寄りへ行くと右手に入り口があります。御宿の入り口らしい下り坂は、やけに細いし急勾配だし、鬱蒼と木々が茂っているし「本当にここでいいのかな?」と一瞬躊躇うけれど、思いきって車を進ませるとやがて駐車場が見えて来ます。ここに車を停めて次は歩き。まず山道を下ります。やがて吊り橋が見えてくるので、それを渡ると次は上り。山道をしばらく登ると御宿に到着。距離的にも駐車場からそんなに遠くないし、私としては全然大変じゃなかったけれど、どうかな??御宿に到着したものの、呼べと叫べど御宿の人が出て来ない。「道の駅六合」から電話で日帰りOKかの確認をしたばかりなので宿に人がいる事は確かなんだけれど…。そうこうしているうちに御宿の中から奥さんが出て来た。なかなか愛想のいい人だった。

さて名物の露天風呂へ行くには、再び山道を下らなくてはなりません。急ぐ旅行ではなかったので、ゆっくりと周りの緑を楽しみながら露天風呂へ到着しました。お風呂は男女別の岩造り。無色透明のとても柔らかなお湯で、川や周囲の緑を眺めながらゆったり湯浴みができました。東京からさ程遠くない距離にもかかわらず、こんなに緑深い温泉があったなんて、ちょっぴり感激の一浴でした。
(まぐぞー・2002年7月)

湯の平温泉 松泉閣は休業中です

湯の平温泉 松泉閣 簡易データ

※2012年11月より休業中です
群馬県吾妻郡六合村湯の平
10時~13時
500円
訪問:2002年7月・2004年10月

湯の平温泉 松泉閣 温泉分析概要

第1号泉 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型) pH=8.3 蒸発残留物=1198mg Na=208mg(57.75mv%) K=7.2 Mg=0.05 Ca=129(41.10) F=0.81 Cl=273(40.98) SO4=433(55.34) HCO3=18.3 CO3=9.0 H2SiO3=93.2 HBO2=16.3 CO2=2.2 H2S=3.2 (S56.10.2,県の資料による)