鎌田温泉 プレハブ湯小屋は閉館しました
群馬在住の温泉仲間に教えて貰った「湯の宿畔瀬」の管理する湯小屋。休日に早速行ってきました。畔瀬は鎌田温泉独自の湯を持つお宿で全量を自家使用と贅沢です。
立ち寄りをお願いするとすんなりokとの事。300円で入湯できる敷地はずれに建つプレハブ浴舎へ。プレハブ内には男女別の内湯が一つある。入ってみると簡素な脱衣所があり、その奥手に浴室があります。浴室には木造りの4人でちょうどいい広さの長方形浴槽があった。なんとも良い雰囲気の浴槽だ。浴槽底はヌルヌルになっていていささか清掃が行き届いていないようにも思える。
浴槽内には白い湯華がたくさん浮遊している。湯は無色透明、ほぼ無味無臭。塩ビの湯口ではMax15L/minの源泉が投入できるようになっていてタマゴ臭が弱程度漂う。湯温は40℃ほどで長湯向きかと。女将さんの話によると源泉は300mほど引き湯との事。冬場は温度調整が難しいらしい。
(三昧・2005年1月)
湯の宿畔瀬の庭の片隅にひっそりと建つ湯小屋。プレハブでできた湯小屋内は鄙びた共同浴場を彷佛とさせる造り。男女別の浴室には3人も入ればいっぱいになってしまう木造浴槽がひとつあり、無色透明(やや温め)の湯が流し込まれ、静かにかけ流しとなっています。バルブの開閉で自由に湯量を調節できるのが嬉しい。白灰色のモヤモヤとしたゼリー状湯花が漂う湯は、口に含むと仄かにタマゴ味がし、ツルツルとした浴感が気持ち良い。やや温めなので冬場はスグに上がると寒いので、長湯をしたら芯からポカポカとなった。このプレハブ小屋、結構人気があるとは女将さんの談。
(まぐぞー・2005年1月)
▼男性浴槽
▼湯口
▼溢れ出し
▼天井
▼女性浴室
▼湯口
鎌田温泉 プレハブ湯小屋は閉館しました
鎌田温泉 プレハブ湯小屋 簡易データ
群馬県利根郡片品村大字鎌田3904-1
立寄り時間は特に決まっていないとの事
プレハブ湯小屋300円
訪問:2005年1月
鎌田温泉 プレハブ湯小屋 温泉分析概要
半瀬の湯 アルカリ性単純温泉(Na-Cl・HCO3型) 47.2℃ pH=8.7 206L/min(動力) 溶存物質計=390mg Na=120.0mg(95.85mv%) K=1.45 Mg=0.03 Ca=3.77 Fe2=0.1 F=15.2(15.09)Cl=84.6(44.81) SO4=10.8 HCO3=73.3(22.60) CO3=20.4(12.79) HS=0.8 H2SiO3=45.8 HBO2=9.2 CO2=0.3 (H11.7.23)