上牧温泉 風和の湯

上牧温泉にある日帰り温泉施設「風和の湯」です。ここ最近は山行後の汗流しに、当施設もしくは仏岩温泉「鈴森の湯」のいずれかに立ち寄ることが多くなっている。施設オープンはお昼の12時からなので下山時刻が少し早まるとまだ開いていない。今回も山行後の湯浴みで訪れた。今日で5度目の訪れになるのかも知れない。すっかりと館内の勝手もわかるようになっており、受付から浴室までの移動や入浴、湯上り後の畳敷きの休憩所利用までの流れもいつの間にかスムーズなもんだ。

浴槽湯温も大体が42℃前後に管理され適温で入浴できるのが良い。毎回、湯汚れも感じさせず半循環ながら温泉満喫と汗流しの両方が出来て満足している。ここも無色透明の湯、やはり毎日浸かるにはこのテの泉質に限る。露天風呂は相変わらず温め設定で溢れ出しも豊富。身を沈めたっぷりと湯を溢れ出させて贅沢した後に入浴終了とした。
(三昧・2018年6月)


前回の訪問から10年ほど経っていたので、どんなんだったか記憶を確認したく立ち寄る。上牧温泉の日帰り温泉施設「風和の湯」です。駐車場一角には温泉スタンドも設置されています。

受付後、畳敷きの休憩所を横目にして廊下を進んだ先にある浴室へ。ガラス張りの明るい浴室空間で清潔さを感じます。内湯浴槽は御影石の縁に石板張りの底で個人的には好みの造り。やや長方形で7-8人サイズがあります。石造り湯口からはおおよそで20L/minほどを浴槽へ注ぎ込み。ほんわかとやわらかな良い香りの湯で、湯口周辺にずっと居て香りを楽しんでしましそうです。無色透明の肌触りの良い湯は含食塩石膏泉。源泉を投入しつつ、浴槽内にて循環も併用しています。訪れたのがまだ午前中の早い時間だったのか、湯の鮮度も保たれており、十分に楽しめるものでした。

ガラス扉を開けると2人サイズの露天風呂もあります。といっても、とりあえず造った露天風呂といった印象を持ちました。大小の石を組み合わせての湯船で、悪天候でも快適入浴できるように囲われています。湯は内湯と同様のものですが、内湯よりも温めでの湯浴みになります。この湯船の醍醐味は誰も利用していない時、湯船に浸かったときのザーザー状態の溢れ出しでしょう。結構クセになります。
(三昧・2012年4月)


谷川岳の帰りに寄るのに便利な場所にある風和の湯です。湯テルメや鈴森と比べると少し離れていますが、そのぶんレジャー後の観光客が押し寄せるピーク時間でも比較的空いていてノンビリ浸かる事ができ、浴後は休憩大広間で一休みしてから帰路につく事ができます。

今回は約2年ぶりの訪問でしたが、外観・お湯ともに特に大きな変化はないように思います。肝心の湯使いは内湯で加熱半循環、露天風呂で掛け流しと思いますがどうでしょう?下山後の疲労した体に心地よいのは、やっぱりぬるめの露天風呂です。1~2人サイズのこぢんまりとした浴槽に無色透明ぬるめの湯が溢れ、ジッと浸かるとホッと癒されます。内湯・露天風呂ともに源泉投入量は多くありませんが、湯の状態もまずまずでなにより空いている事が多いのが気に入っています。
(まぐぞー・2018年6月)


上牧温泉にある日帰り温泉施設です。落ち着いた印象のスッキリとした感じのいい施設で、訪問時は休日にもかかわらず、お客さんも少なくノンビリとした空気が流れていました。館内には男女別に浴室がありますが、それぞれ浴槽の形が違います。片方が四角い浴槽、もう片方が扇形浴槽。男女入替え制かは不明ですが、訪問時は扇形側が女性用となっていました。

先ずは内湯ですが、月を模ったと思われる洒落た掛け湯槽と、10人弱サイズの扇形浴槽があります。掲示の湯使いを見ると半循環のようですが、優しい温泉臭の漂う無色透明の適温湯は弱いツルスベ感があり、「掛け流し」と言っても良いような気持ちよさです。この浴室が洒落ていて、あちこちに月を模ったデザインを見つける事ができます。

続く露天風呂は1~2人サイズの扇形で、先客さんがいたらチョット入りづらい小ささです。こちらにも無色透明の湯が注がれていますが、内湯よりもぬるめでノンビリと長湯するにいい感じでした。
(まぐぞー・2012年4月)

▼月の形をあしらった玄関/休憩スペース

 

▼男性浴室

▼男性浴槽/掛け湯槽

 

▼男性露天風呂

▼露天風呂湯口/溢れ出し

 

▼女性浴室/浴槽

 

▼湯口/溢れ出し

 

▼月をあしらった掛け湯槽とシャワースペース

 

▼女性露天風呂

群馬県利根郡みなかみ町上牧1996-7
0278721526
10時→12時~20時(受付19時30分)※季節変動あり
水曜休み(近隣スキー場オープン~3月は無休)
550円→570円(2時間)
訪問:2002年5月・2012年4月・2015年7月・2016年5月・2018年6月

ホロンの湯 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 45.7℃ pH=8.4 177L/min(掘削動力) 溶存物質計=1.64g Na=158mg(28.56mv%) K=2.7 Mg=0.2 Ca=343(71.07) F=2.2 Cl=200(23.27) SO4=876(75.17) HCO3=3.1 CO3=6.0 Br=1.0 H2SiO3=34.1 HBO2=15.4 As=0.3 (H24.7.9) ※温泉利用状況=掲示見当たらず

【以前の分析】ホロンの湯 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉 43.2℃ pH=8.2 315L/min(動力) 溶存物質計=1.77g Na=174mg(29.04mv%) K=3.0 Mg=0.3 Ca=368(70.38) Fe2=1.2 F=2.1 Cl=219(23.76) SO4=934(74.81) HCO3=15.6 CO3=0.2 H2SiO3=32.5 HBO2=15.8 As=0.2 (H13.11.19) ※循環あり・塩素系薬剤使用あり