京塚温泉 旧湯小屋と川端の湯(一般利用→ジモ専へ)

同源泉利用のしゃくなげ露天風呂は現在休業中、2022年2月に現地確認しましたが再開は難しいとのことです。「川端の湯」の現状は不明です。

湯小屋「川端の湯」は2007年の時点で利用方向を模索中で、地域の人限定(ジモ専)にするかもしれないとのことでした。→その後ジモ専になりました。

京塚温泉しゃくなげ露天風呂の正面右手には内湯の「川端の湯」があります。露天風呂に浸かったばかりですが、せっかくなので内湯も別料金で利用してみました。パッと見た外観の印象は、地元民専用施設にも見えなくはありません。こちらの内湯もしゃくなげ露天風呂同様に鍵で開錠して利用するシステムです。中に入り内鍵をするようにとの掲示が脱衣所にあります。

浴室に入ると2×2mのコンクリ製正方形の浴槽が一つありました。やや緑がかった湯、湯表面は薄っすらと白っぽいようにも見えます。バルブ調整による源泉投入量の加減によって、湯温を調整していますが湯口47℃、浴槽では45℃ほどの熱めです。キシキシ感、弱金気に弱タマゴ風味の湯は、溢れ出し多量で鮮度の良い状態が楽しめます。塩ビ湯口に鼻を近づけると、何かのガス臭が香りました。

利用源泉は近くに前々からあった赤い屋根の組合員専用浴場のものをそのまま利用。旧浴場は今では老朽化に伴い廃止、そして今回のような新しい湯小屋を造ったとの事です。
(三昧・2007年7月)


京塚温泉しゃくなげ露天風呂のすぐ横にある、簡素なプレハブ(?)造りのマニア受けしそうな湯小屋です。こちらも露天風呂同様にしっかりと施錠管理されています(露天風呂と同じ鍵では開きません)。

男女別の浴室にはそれぞれ5~6人サイズ浴槽がひとつあり湯口より熱めの源泉投入、ごくごくわずかに緑がかっても見える無色透明湯は弱い金気臭を感じます。浴槽サイズにしてかなりの投入量があり、当然ながら掛け流し利用。使用源泉は露天風呂と同じようですが、鮮度はこちらの方が断然上です。露天風呂では飛んでしまう湯の香りもよりハッキリとわかります。

カランにある流しっぱなしの湯も温泉利用。薄暗い湯小屋でザワザワと溢れ出る熱い湯に浸かる最高の贅沢を味わえます。こちらの湯小屋は利用者の意見を聞いて、今後は地域専用にするかもしれないとのことでした。
(まぐぞー・2007年7月)

▼京塚温泉 川端の湯 鍵と入湯券

▼外観

▼男性浴室

▼カランも源泉が流れっぱなし

▼女性浴室

▼湯口

▼窓からの眺め

京塚温泉 旧湯小屋(閉鎖)

京塚温泉にあった旧湯小屋です。2003年頃の訪問で既に湯小屋はかなり老築化が進んでいました。

男女別脱衣所は手作り感満載の段ボールです。男性浴室はポリバス、女性浴室はかなり使い込んだ木造り浴槽で、細かな浴感などは忘れてしまいましたが、無色透明な源泉を浴槽サイズに見合った投入量の掛け流しで、適温で湯浴みを楽しむことができました。ただしその後新しくできた川端の湯の方が投入量が多く、鮮度も圧倒的に上です。

▼京塚温泉 旧湯小屋 外観

▼館内

▼掲示

▼脱衣所

▼男性浴室

▼女性浴室

京塚温泉 川端の湯 データ

群馬県吾妻郡中之条町入山
立寄り時間要問合せ
300円→一般立ち寄り不可に
訪問:2007年7月

※泉質・成分等は不明(分析表掲示なし)