車中泊明け後の朝風呂に貰い湯で訪れた。いつの間にか利用時間が5-23時に設定されている。脱衣所や浴室に変わりはない。ただ訪問するたび脱衣所の床が濡れてビシャビシャ状態となっている。湯畑から近いせいか観光客が多いのかも知れない。以前にも増して身体を良く拭いてから上がることを心がけようと思った。湯口湯温48.9℃、浴槽では43.2℃。朝一番で比較的ぬるめ調整だったので目覚めの一湯に最適だった。
(三昧・2017年10月)
湯畑から近いというのも影響しているのか、週末は観光客で賑わう千代の湯。今回の訪問は金曜、千代の湯前を通りかかり偵察してみると空いていたので入湯する。たっぷりと十分な掛け湯をして浴槽へ。浴槽45.2℃と熱めだったのは平日で地元民以外はあまり利用者がいなかったのかも知れない。湯の鮮度も良好でタマゴ臭が強く感じられた。
(三昧・2013年6月)
久しく訪れてみると何やら浴場前の道路が水でビチャビチャしている。見てみるとどういうわけか男湯入口から水が外に向かって激しく流れ出ている。中を確認すると脱衣所が洪水状態である。なんと浴室から水ではなくて温泉が溢れていたのである。実は浴室の排水口に備品の湯桶が見事にはまってしまっていて、オーバーフロー湯が排水出来ずにそのまま脱衣所へ溢れ出していたのである(使用した桶を元の位置に戻さないとこうなります)。なもんで、このまま放っておくわけにもいかず、湯桶を取り除いて排水口を確保して洪水終了。せっかくなのでそのまま湯浴みする。洪水状態のだったので誰も利用客が居なかったのだろう。おかげでちょっとばかり熱かったが、湯畑源泉の新鮮湯が味わえた。
(三昧・2010年7月)
草津一の観光名所と言っていいほどの湯畑。千代の湯は湯畑近くに位置しているせいか、観光客の立寄りが多い共同浴場である。今まで何度となく訪問させていただいているが、湯のコンディションが良かった事にあまり恵まれない。暫く振りに訪れてみたが、誰もおらず貸し切り状態である。
石板を張り合わせた浴槽は6人ほどが浸かる事が可能な広さ。しかし、湯口のバルブが止められている状態で、お湯も7割ほどしかない溜め湯状態でもあった。バルブ全開にしてオーバーフローまで数分待つ事にする。利用源泉は湯畑、無色透明、レモン酸味につるつるする浴感。オーバーフローたっぷりでようやく湯浴みを楽しむ。みなさん、湯口のバルブを止めるのはいけません。
(三昧・2006年4月)
久々に訪問しました。ここは浴舎の窓から風がヒューヒューと吹き込むので、浴槽湯が冷まされ他の共同浴場より浸かりやすくなっている事が多いです。そして今回も浸かりやすい湯温となっていました。湯畑源泉らしからぬ適温ですが、優しい明礬臭香る鮮度良好の気持ち良い湯浴みを楽しめました。
(まぐぞー・2017年10月)
3年ぶりに立ち寄ってみました。以前は24時間入浴可だった千代の湯でしたが、現在では時間制限ができたとの事。ところが実際の千代の湯では、その時間の掲示が見当たらず、夜でも多くの観光客が普通に利用しています。うーん、どうなっているのかな?
そんなお久し振りの千代の湯ですが、無色透明のピリっとするような酸っぱい湯は、モワッとした明礬臭に加え今回はタマゴ臭がハッキリと感知できます。相変わらず草津にしては温度もぬるめですが、湯めぐり一湯目のウォーミングアップには丁度良い感じでした。
(まぐぞー・2013年6月)
湯畑の下段近くににある人気の共同浴場。湯畑を上から降りて来た場合は、右手にちょっとお高めの旅館が立ち並ぶ通りがあり、千代の湯はそこに面して建ちます。
今回は明け方訪問してみると、男湯の玄関から、表の旅館街の道路までザアザアと川のように湯が溢れ流れているではありませんか。三昧が中を確認すると洗い場の排水穴が洗面器で塞がり、行き場をなくした湯が超オーバーフローし、脱衣所までも水没(湯没)させ、表に流れ出ているとのこと。いや~、ビックリ!
女湯側は、そんな超オーバーフロー水没もなく、いつもと変わらぬ姿で存在していました。ただ男湯とは逆に湯のバルブが誰かしらに閉められ、浴槽湯が減り草津の共同浴場らしからぬ鮮度不足に陥っていました。(※草津の共同浴場は温泉成分による詰まり防止のため湯を常に出し続けます)ココは湯畑にも近く、良い湯を期待できる立地なのですが、なにしろ観光客の出入りが多く、今回訪問時も脱衣所には飲食の食い散らかしたゴミが置き去りになっていたりと、まぁ、とにかく、難を受けやすい所と思います。管理されている地区の皆さんもご苦労多いんじゃないかな・・。
(まぐぞー・2010年7月)
▼男性浴室
▼女性浴室/湯口
▼掲示
24時間→9時~17時→5時~23時(清掃時は不可)
地域の生活湯です。入浴の際は「もらい湯」感謝の心で。
無料
訪問:2002年6月~2006年4月数回・2010年7月・2013年6月・2014年11月・2012月
湯畑 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型) 51.3℃ pH=2.1 溶存物質計=1.65g Na=56.0mg K=27.5 Mg=36.3 Ca=73.5 Fe2=17.5 Mn=1.8 Al=43.8(20.14mv%) H=8.9(36.54) F=9.9 Cl=311(35.63) SO4=640(54.16) HSO4=192 Br=1.3 H2SiO3=216 HBO2=8.2 H2SO4=4.3 CO2=36.7 H2S=7.1 As=0.1 (H25.4.24) ※温泉利用状況=全ての項目において該当なし
【以前の分析】湯畑 酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型) 53.9℃ pH=2.0 湧出量測定せず(自然湧出) 溶存物質計=1720mg Na=61.2mg K=26.8 Mg=34.3 Ca=73.8 Fe2=19.0 Mn=1.23 Al=52.2(22.05mv%) H=10.0(37.73) F=11.4 Cl=381(41.22) SO4=606(48.44) HSO4=206 H2SiO3=230 HBO2=8.8 H2SO4=5.2 H2S=13.0 (H15.4.15)