トビリシでも有名どころの温泉公衆浴場のようです。レンガ造りでトンネルのような入口を進んで階下へ進んでいきます。受付があってパブリックバス(公衆浴場)に入浴したい旨を告げて料金を支払いチケットを受け取ります。パブリックバス以外にも家族湯もあるようでした。
受付から更に階段を下っていき地下二階のような場所に浴室がありました。窓もなくなんも飾りもない脱衣所に入ると従業員がいて先ほどの入浴チケットを回収されます。昔ながらのグレー色の事務ロッカーようなものが脱衣ロッカーです。ここで服を脱いで真っ裸になります。最近までトルコにいた身としてはまさか裸で入浴できるとは思っていませんでいた。
次に持参のサンダルに履き替えます。床があまりキレイではないのでサンダルは持参したほうが良いでしょう。ロッカーは南京錠がありましたが、なんも貴重品は持って来なかったので施錠せずオープンのままで浴室へ。
まずはすぐのところに掛け湯槽らしき貯湯槽が、浴室中央には10か所の身体洗いのためのシャワーというか打たせ湯が上部から伸びています。利用するには各自がバルブを捻り調整して打たせ湯のようにしてから使います。バルブは二つあり、片方は温泉そのものが出てきてもう片方は加水用の水となっていました。正面にはアカスリなどを行うベッドのような箇所が5台、浴室右手には長方形の5人サイズのタイル浴槽がありますが、まずは身体と頭を充分に洗ってから浸かりましょう。
浴槽内は腰掛箇所があるので座って湯浴みできます。薄っすらと緑がった透明湯で湯温は42℃ほどの適温、タマゴ臭が香り硫黄泉と推測できます。訪問したのはお昼前でしたが、湯面には毛髪や身体の汚れなどが浮いておりお湯はかなり草臥れていた状況です。先客で10数人ほどはいましたが、常時入れ替わり立ち代わりで結構な人気があるようでした。湯面上からのお湯の投入は確認できなかったので、浴槽内に注入していたのでしょう。浴槽前面部分からオーバーフローする造りでしたが、ジャンジャンと排湯されるという程でもありません。訪問時間を変えて再確認してみたいですね。
(三昧・2019年12月)
▼外観
▼館内
▼脱衣所
※浴室は混雑のため画像無しです
No.5 Sulphur Bathhouse データ
ジョージア・トビリシ
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※2019年訪問時点では公衆浴場は男性のみで、女性浴場はありませんでした。
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訪問:2019年12月