湯野上温泉 山形屋

湯野上温泉にある民宿の一つです。玄関横の歓迎看板を見ると団体さんの名前があり、本日は宿泊客で賑わいそうです。訪れたのは午前中、立ち寄り可否を問いてみると「どうぞ」とのお返事。

玄関を入ってそのまま進むと浴室があります。男女別内湯がそれぞれに一つずつ、更には露天風呂もあったのですが当日は冬期間で休止中とのこと。脱衣所の床は温泉管を通しているのか、あたたかくポカポカで快適です。浴室はガラス面が広く明るくて好印象を受けます。右手に洗い場シャワーカラン、左手に5人サイズの青角タイル張り浴槽が配置されています。浴槽には排湯のため軽い傾斜がつけられています。男女浴室の仕切りには、なまこ壁風のものを採用。浴槽中央部分には、湯口代わりでもある浴槽底から伸びた塩ビ管が湯面近くまで顔を覗かせています。約7-8L/minほどの浴槽投入量、湯は無色透明、薬臭味、薄っらと塩味を感じます。各湯温は湯口54.5℃、浴槽42.8℃。利用状況掲示の確認が出来なかったが、状況状態から全て該当無しの掛け流しでしょう。
(三昧・2015年3月)

まだまだ未湯が多い湯野上温泉のお宿、山形屋に立ち寄りました。国道から一本奥の静かな通りに面した、こぢんまりとした規模の旅館です。館内には男女別内湯の他に露天風呂もありましたが、訪問時の冬季は露天風呂はお休みとの事。

外光がよく射し込み明るい印象の女性浴室は、男女の仕切り部分が「なまこ壁」となっています。浴室には5人サイズの長方形浴槽がひとつあり、浴槽中央の底より突き出た塩ビ管から熱い源泉を投入、浴槽内で熱め寄りの適温湯を静かに掛け流しています。とても綺麗な湯汚れのない無色透明湯は心地よい温泉臭が香り、トロンとした優しい印象です。派手な特徴はありませんが、いわゆる「毎日浸かるに丁度良い湯」で、窓から見える山を見ながら気持ちよく湯浴みを楽しめました。
(まぐぞー・2015年3月)

▼館内のひな壇

▼男性脱衣所

▼掲示

▼男性浴室

▼浴槽から

▼女性浴室

▼湯口

▼浴室からの眺め