不動湯温泉(休業中)

更新日:

不動湯温泉は2016年日帰り温泉として再オープンしましたが、2021年10月17日より休業中となりました。

土湯温泉街から奥地?へ向かい一本道を進む。途中からダート道になり、不安になりながらも構わずドンドコ進む。なんとか駐車場に到着し、そこからお宿へは徒歩で約2分ほど。緑の木々に囲まれた山の中の一軒宿「不動湯温泉」です。立寄りを申し出るとすんなりokとの事。

お風呂は三箇所もあるが、全てのお風呂に入るにはその度に着替えてから移動になります。源泉は3本あり、内湯は単純温泉と単純炭酸鉄泉、露天風呂は硫黄泉を利用。

単純温泉の浴室には4人と2人サイズの二つに仕切られた木造り浴槽がありました。無色透明、ほとんど無味無臭、スベスベ感がある湯が掛け流し。取り立てて特徴はありませんが落ち着く温泉。

単純炭酸鉄泉は大人3人も入ればいっぱいの小さな石板張り浴槽です。浴槽縁や浴室床は析出により赤茶色に変色。源泉は浴槽内に直接に注入されています。鉄サビの粉を混ぜたような半濁り湯はギチギチ感あり。浴槽縁に丸太が置かれてあり、フタをとってみると湯坪になっている。その中は赤茶色に染まりきっていて、そこから浴槽へ源泉が流れる仕組み。

唯一の露天風呂は硫黄泉で混浴です。山の斜面を下っていく様な急な階段を下りきったとこに露天風呂があるので、帰りの上りが少々きついのですが。簡素な脱衣所があり、その先に浴槽がある。大小の岩や石を利用した岩風呂です。周囲を緑に囲まれた露天風呂で、ここに居るだけでマイナスイオン効果の恩恵を受けそうな環境。やや白色の半濁、焦げタマゴ臭にスベスベする浴感。湯は浴槽内に直接注入されているが、湧出量が少なくなまり気味でした。

本当ならばとても良い環境の中にあり、決して湯量豊富な源泉ではありませんが、良質な自然湧出泉を数本所有し静かな雰囲気で湯浴み出来るのだと思う。しかしながら訪問時は連休ということもあってか非常に混雑気味。決して広くはない浴槽なのに、対応できないほどの日帰り入湯客が押し寄せる。結果、三箇所のお風呂のお湯は凄いことになっていた。午後3時まで立寄り受付しているというが、お風呂の清掃無しでは宿泊客を迎えることは不可能な状態でした。
(三昧・2005年10月)


 

大型旅館が立ち並ぶ土湯温泉街からクネクネと山道を進んだ先の一軒宿。周囲を深い木々に囲まれた古びた木造建築のお宿は、多くの人がイメージする「秘湯」そのものでした。が、ここ何年も続く秘湯ブーム、ここ「不動湯温泉」もその流れに乗ってか大人気。来るわ来るわ日帰り観光客が(私達もそのひとり)。山の斜面に張り付くように建つ為か、年季の入った館内は比較的コンパクトな造り。そんなこぢんまりとしたお宿の中に、これまた、こぢんまりとした浴室が数箇所。

まずは長~い階段を下って辿りつく渓流沿いの露天風呂。3人サイズの浴槽内に熱めの湯が投入され、ぬるめの湯加減。投入量が少なく、既に沢山の人が浸かったのか、湯は随分と「なまり気味」。そのぶん白濁も強く、溶きタマゴ状の黒と白の湯花が沢山沈殿しています。丁度他に湯浴み客もなく、貸切り状態で綺麗な沢と原生林を眺めながら、静かに湯浴みが出来ました。

お次は二箇所ある女性浴室のひとつへ。1人サイズの小さな長方形浴槽に、元はリスと思われる湯口より無色透明熱めの湯が投入され、浴槽内で適温。白と黒の細かな湯花が沢山舞っています。ここは投入量に見合った浴槽サイズで、湯の鮮度もまぁまぁ、次のお客さんが来るまで、まったりと湯浴みさせていただきました。

最後に、もう一箇所ある女性浴室へ。こちらは枕の付いた2人サイズの小さな浴槽が印象的。浴槽内より湯が投入され適温。薄黄土濁りのある湯で細かーな鉄サビ色のつぶ状湯花も少し。湯面からは仄かな鉄サビ臭が漂います。こちらも投入量が少なく、既に沢山の人が浸かったようで鮮度がいまひとつでした。浴槽とは別に「あがり湯槽」(?)らしき、白っぽい湯花の沈殿した透明な冷たい謎の湯壷もあり。

この他に二箇所の混浴内湯もありましたが、男性で混雑していたのでパス。休日の立寄り訪問の印象としては、少ない湯量を小さい浴槽で掛け流すというお湯の使い方としては大変好感が持てるものの、その浴槽タイプに見合わぬ人数が押し寄せ、大変湯汚れが目だったのが残念。露天風呂などは入浴も躊躇う程の「なまり」っぷりでした。日帰り客で散々汚れた湯のまま宿泊客を迎えるのは、いくらなんでも可哀想。自分も立ち寄りで訪問しておきながらこういう事を言うのもなんですが、ある程度日帰り客をセーブしてもいいんじゃないかと思います。
(まぐぞー・2005年10月)

▼単純炭酸鉄泉 内湯浴槽

▼女性浴室その1

▼女性浴室その2

▼露天風呂への階段

▼混浴露天風呂

▼白湯花が舞います

▼露天風呂からの眺め

不動湯温泉は2016年日帰り温泉として再オープンしましたが、2021年10月17日より休業中となりました。

不動湯温泉 データ

福島県福島市土湯温泉町字大笹25
土日祝のみ営業
10時~15時→17時
500円
訪問:2005年10月

不動湯温泉 温泉分析

不動湯単純泉(通称) 単純温泉(Na-HCO3・SO4・Cl) 50.5℃ pH=? 7L/min(自然湧出)K=21.2mg Na=119.2(68.65mv%) Ca=26.2 Mg=5.5 Fe2=1.0 Al=0.2 Cl=72.9(27.24) HCO3=172.4(37.43) SO4=121.9(33.62) HPO4=6.1 H2SiO3=107.1 CO2=38.4 H2S=1.9 (S29.12.25)

不動湯鉄泉(通称)単純炭酸鉄泉(Na・Ca-SO4・HCO3) 70℃ pH=8.3 6.4L/min(自然湧出) 固形物総量=827.4mg K=14.3mg Na=131.5(47.82mv%) Ca=68.0(28.38) Mg=13.7 Fe2=7.0 Fe3=14.3 Al=3.0 Cl=76.2 HCO3=240.7(33.00) SO4=281.5(49.02) H2SiO3=166.3 HBO2=4.5 (S27.12.25)

不動湯露天風呂(通称) 含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉 58.0℃ pH=7.3 3.6L/min(自然湧出) 溶存物質計=1113mg Li=0.1mg Na=243.4(85.46mv%) K=14.5 NH4=5.1 Mg=1.3 Ca=20.3 Al=0.2 Mn=0.1 Fe2=0.1 F=0.8 Cl=125.9(26.69) Br=0.1 I=0.1 HS=1.6 S2O3=0.2 SO4=178.4(27.89) HPO4=0.1 HCO3=363.1(44.74) H2SiO3=122.5 HBO2=35.5 CO2=53.9 H2S=0.9 (S59.10.2)

Google・福島




地域別入湯ボタン

-福島県の温泉|閉館・休業, 福島県の温泉

Copyright© はしご湯のすすめ・温泉棟 , 2021 All Rights Reserved Powered by STINGER.