木賊温泉 広瀬の湯は2021年4月30日をもって閉館しました。
木賊温泉にある共同浴場の一つです。県道沿いにあり場所はすぐ分かるかと思います。訪問時は無人で券売機でチケットを購入し入湯する仕組みです。外観は木造りでウッディな建て構え。
湯小屋には男女別の内湯があり3×3mのタイル張り正方形浴槽です。浴室は天井が高い造り。湯は無色透明、ほぼ無味無臭。大きめの石を組み合わせて湯口より源泉??がちょろちょろと出ているのみです。吸い込みもあり循環ですが、ほとんど完全循環のような気もします。女湯は湯口でタマゴ臭がしたという事なのですが、男湯ではどういうわけか無臭であった。脱衣所には暖房用の灯油ポリタンクが置いてあり、灯油の臭いがプンプンしていた。
(三昧・2004年12月)
木賊温泉といえば、川沿いの「足元湧出絶品タマゴ湯共同浴場」が有名。同じ地区だし「当然こちらも絶品湯だろう」と何の迷いもなく訪問しました。田畑に囲まれ川沿いに建つ湯小屋は外観からして期待できます。が、男女別の浴室に一歩足を踏み入れて「固まってしまった」というのが本音。10人弱入られるタイル浴槽は循環使用。ツーンとカルキ臭までも漂います。とはいえ、浴室自体はとても広々清潔。窓からは外の光が降り注ぎ、実に清々しい浴室です。シャワーもあり、地元の日常湯として活用されているものと思います。
浴槽内は無色透明循環湯、浴槽縁に造られた岩の湯口より2本の湯が流し込まれているのですが、1本は熱め、もう1本はチョロチョロとした温め。温めの方はブヨブヨの湯花が沢山付着。臭いもタマゴ臭プンプンで、口に含んでみるとタマゴ味もしっかりとありました。後で聞くと「男湯には、温湯の湯口は無かった」との事で、女性湯だけの特典でしょうか?備品は石鹸。トイレもあり、気持ち良く利用できます。
(まぐぞー・2004年12月)
▼料金は券売機に支払います
▼入浴時間
▼男性浴室
▼別の角度から
▼湯口
▼女性浴室
▼湯口
木賊温泉 広瀬の湯は2021年4月30日をもって閉館しました。
木賊温泉 広瀬の湯 データ
福島県南会津郡
9時頃~20時30分
300円以上
訪問:2004年12月
木賊温泉 広瀬の湯 温泉分析概要
広瀬の湯 アルカリ性単純温泉 37.1℃ pH=8.6 200L/min(動力) 溶存物質計=301mg Na=80.0mg(84.88mv%) K=1.0 Mg=6.5 Ca=1.1 Al=0.1 Cl=80.0(55.39) HS=1.7 SO4=35.0(17.89) HCO3=45.4(18.14) CO3=8.9 H2SiO3=35.8 HBO2=5.3 (H元.5.19)