小沢龍神温泉は閉館しました
白馬龍神温泉と龍神つながり?で立寄ってみました。入口玄関横には犬が二匹、吠えてお出迎えです。鄙びた趣の外観。訪問時、先客がおらずしばし貸しきりで湯を独り占め出来ました。浴槽は岩と石を使用した6-7人が入れる広さ。換気があまり良くなく熱気がこもり気味。高さ1.5mの高さにある竹筒をかたどった湯口より浴槽へ源泉が投入されてます。おおよそ25L/minほど。湯は無色透明、塩味、苦味、弱い石膏臭がします。体感で41-42℃で適温。見た目は特に特徴はないですが、湯に浸かってみると成分の重さを感じることが出来ます。気に入った一湯。
(三昧・2004年7月)
源泉名でもわかるように、オシラ講(イタコによるオシラアソバセという儀式を行う東北独特の習俗)で有名な久渡寺の近くにあります。周囲は古い土蔵を構えた民家が立ち並び、別の時代にタイムスリップしたかのような気になります。そんな歴史ある地に建つ小沢龍神温泉ですが、見かけは普通の民家のよう。入口で元気な犬二匹が迎えて(?)くれました。宿泊も受付けているようですが、昼間の訪問だった所為か誰もお客さんはいません。
男女別の浴室は結構広く、5-6人は入られそうな石造りの立派な浴槽に竹筒よりドカドカと湯が流し込まれています。湯は透明、適温、キシキシとした浴感で、重くベタつく湯です。味は微塩タマゴ+薬っぽい苦味で、なんとも複雑。確認の為に何度も飲み直したら咽がカラカラになってしまいました。浴室の壁にはシャワーにでもなるのか、ライオンと、羊(!?)の湯口らしきものもあります。ライオンの湯口はよく見かけるのですが、羊は初めて見ました。ちょっと気になる湯口です。気になるといえば、何故かお宿横の木に大きなブタのヌイグルミがぶら下がっていた。何の為??それはともかく、とにかく重い湯で(見かけは無色透明で大人しいのに!)浴後はグッタリと疲れてしまいました。
(まぐぞー・2004年7月)
▼男性浴室
▼女性浴室
▼ここからも源泉
小沢龍神温泉は閉館しました
小沢龍神温泉 簡易データ
青森県弘前市
9時~21時
月曜日休み
300円
訪問:2004年7月
小沢龍神温泉 温泉分析概要
久渡寺温泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 43℃ pH=7.3 8379.1mg NH4=0.33mg K=0.547 Na=2357.1(76.87mv%) Ca=608.7(22.87) Mg=5.2 Cl=2976.1(62.92) SO4=2333.0(36.41) HCO3=54.17