天間林温泉

公衆浴場にしては少し規模が大きめと感じてしまう「天間林温泉」。周辺には同業他社がある温泉施設密集地域でもある。浴室中央には三つに分かれた主浴槽、浴室奥手には打たせ湯ならぬ滝湯、その手前に水風呂とサウナ、子供浴槽がある。この他に二階風呂もあり、こちらでは半露天風呂感覚の浴槽を利用可能。

主浴槽の半分がジャグジー作動中のでんき風呂なのには驚いた。苦手で利用しなかったので、こちらの詳細は不明。主浴槽の残り半分を、熱め浴槽と浅めで温い子供浴槽という構成。今回主に浸かったのは熱め浴槽で4人サイズの44℃、こちらは大量のオーバーフローがあり、他の浴槽と比較すると鮮度は群を抜いている。やや黄色味を帯びた透明湯、やさしい温泉臭を感じる。湯中でアワが浮き沈みしていて、身体への付着がありニュルニュルつるつるが心地よい。

二階風呂も利用してみた。一人用ポリバスが3列並びの配置。ジャグジーとジェットバスは手元の作動ボタンで楽しめる仕組みだ。投入湯もある程度までは自分で調整できるようになっている。こちら二階浴槽でも、浴槽内でのアワ浮遊がなかなかであった。
(三昧・2009年5月)


 

天間林の長閑な地にある日帰り温泉施設です。数年ぶりに訪問しましたが、前回は「新しくて大きな所だな~」と感じたのですが、今回は「だいぶ年季が入ってきたな~」というのが第一印象。入口や館内には、木材のオブジェや一風変わった置物などが点在し、ちょっと独特の雰囲気もあります。

数年ぶりの再訪で大きく変わったところといえば、各浴場に半露天風呂(?)が新設された事。それぞれ趣きが違うので定期的に男女入替えになるのかもしれません???

まずは大浴場ですが、こちらは以前と変わらないような気もします。浴場真ん中に三つに仕切られた長方形浴槽がひとつ。仕切りの配分は7~8人サイズのジャグジー&電気風呂槽、3人サイズの熱湯槽、2人サイズのぬる湯槽といった具合。この他に打たせ、足湯などもあります。

そして新設された半露天風呂ですが、大浴場から脱衣所を挟んだポーチ部分にあります(裸移動可)。半露天というよりは、完全なる湯小屋状態で、窓が広くとられた清々しい木造り空間の中に1~2サイズの八角形(?)ジャグジー槽がひとつ。大浴場とは雰囲気がガラリと違い、なんだかココだけが天間林温泉内でも別空間みたい。

肝心の湯ですが、優しい温泉臭漂う黄色がかった透明湯で、泡つき多くとてもスベスベします。一口含むも特に味はなし。今回は大浴場の熱湯槽をメインに浸かってみたのですが、溢れ出しも豊富で、天間林温泉のお湯の良さを再確認できました。それと、前回の訪問では湯浴み客が多く、ちょっと辟易したのですが、今回はなんとほぼ貸切状態!この贅沢な状況も好印象のひとつとなりました。
(まぐぞー・2009年5月)

▼男性大浴場

▼メイン浴槽

▼メイン浴槽・別の角度から

▼湯口

▼打たせ湯

▼足湯

▼訪問時男性用だった二階風呂

▼訪問時女性用だった半露天風呂

▼玄関の福助塗料で凄い事に・・

天間林温泉 データ

青森県上北郡七戸町字森ケ沢211-3
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0176-68-4500
6時~22時
300円
訪問:2003年9月・2009年5月

天間林温泉 温泉分析概要

天間林温泉 44.2℃ pH=? 溶存物質計=508mg Na=124.3mg(96.95mv%) K=4.6 NH4=0.1 Mg=0.1 Ca=0.6 F=1.3 Cl=135.9(65.22) Br=0.3 SO4=23.9 HPO4=2.0 HCO3=53.7 CO3=16.2 (日時不明)※子供風呂・滝湯は加水あり