大湯共同浴場の隣にある旅館です。宿泊したお宿の夕食前に、ひとっ風呂と思って湯巡り手形を活用して立ち寄りしてみました。親切に対応していただいて立ち寄りok。帳場からほど近い所に浴室があり、男女別内湯がそれぞれにあります。ほぼ正方形ヒバ造りの浴槽は4人が浸かればいっぱいの広さです。
湯口では少量の源泉がちょろちょろと浴槽へ流れ込んでいきます。とりあえずは掛け流しなのですが、浴槽内の湯が一度減ると再度オーバーフローするまではある程度の時間を要します。湯は無色透明、弱塩味にタマゴ味の41℃。また、浴槽内には白い大量の湯華が沈殿や浮遊を繰り返し占拠状態。投入量はざっと見た感じで2-3L/min程度です。新湯源泉の湧出量は24.3L/minと決して湯量豊富ではない。新湯源泉は数件の施設で引き湯利用しているので配湯量も限られているのかもしれない。
(三昧・2005年7月)
大湯共同浴場のすぐ隣に位置する「さが旅館」です。大湯の隣ですが新湯を引き湯しています。旅館で一番慌ただしい時間帯と思われる夕方に訪問したのですが、女将さんが親切に迎え入れてくださいました。下風呂はどの旅館さんも本当に親切で、まったく有り難い事です。
男女別の浴室は各々内湯がひとつ。綺麗に清掃された洗い場にはシャンプー、ボディソープが置かれています。女湯は3人程入られる木造浴槽。投入口より熱い湯が流し込まれ、浴槽内で温め。ここも佐々木旅館同様、分湯の都合か使用される湯量は少なめでした。その為、浴槽からの溢れ出しは殆ど無し。やや白みを帯びた無色透明の湯は底に溶きタマゴ状の湯花が沈殿。投入湯を口に含むと、ほんのり塩タマゴ風味がします。訪問時は宿泊客の夕食時間だったのか、浴室は終始貸しきり。小さな浴槽でゆっくりお湯を楽しむ事ができました。
(まぐぞー・2005年7月)
▼男性浴室
▼女性浴室
下風呂温泉 さが旅館 データ
青森県下北郡風間浦村下風呂24
→Googleマップでみる
0175-36-2214
温泉手形で立寄りました
現金での立寄りは要問合せ
訪問:2005年7月
下風呂温泉 さが旅館 温泉分析概要
新湯 含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(硫化水素型)74.5℃ pH=7.2 24.3L/min 溶存物質計=3631.8mg Na=882.0mg(69.88mv%) K=102.2 NH4=1.5 Mg=45.4 Ca=194.0(17.63) Mn=6.6 Li=1.3 F=2.0 Cl=1655(85.12) Br=2.8 I=0.9 SO4=255.0 HCO3=164.7 H2SiO3=87.1 HBO2=231.0 CO2=51.3 H2S=13.1 (H14.2.13)