駒ヶ岳温泉 山荘ももしろ(閉館→改装後駒ヶ岳温泉へ)

駒ヶ岳温泉 山荘ももしろは閉館しました。改装後「駒ヶ岳温泉」として営業中。このページの情報は旧施設のものです。

水沢温泉郷にある駒ヶ岳温泉「山荘・ももしろ」です。噂には独自源泉という情報なのでようやく立ち寄ってみました。表通りからダートを進みおおよそ800m進んだとこにある日帰り温泉施設です。以前は旅館業で宿泊がメインだったみたいですが、今は完全な日帰り&食事休憩のみの営業です。食事は11-15時のランチのみ。建物・館内ともに綺麗な印象でした。

浴室は内湯のみでうたせ湯もある。以前の宿泊を受付けていて頃は露天風呂があったらしいが今は使用しているのかは未確認。内湯は変形型の長方形に似た感じの浴槽で15人は入れる広さです。浴槽には薄白濁りの湯が並々と張られていている。岩組みの湯口からは源泉と思われる湯3本&沢水1本を浴槽へ投入し温度調整している様子。湯口のすぐ横で湯に浸かっていると独特の刺激臭も漂う。湯は薄白色混濁、独特の刺激臭、微々硫黄臭。白色湯華が大量にあった。硫黄の香りは少しだけ感じる湯。
(三昧・2004年8月)


駒ヶ岳温泉は水沢温泉郷の中に属する?ようですが、何やら一軒だけポツンと離れた所にあります。途中からはダート道(走り易い)。名前のごとく山荘風の佇まいで、以前は宿泊も受付けていたようですが、現在は日帰りのみ。わりと認知度は高いようで、まあまあお客さんは来ていました。

浴室は男女別に各々内湯がひとつ。15人位入られる広々としたものです。ガラス窓が広く取られ、目の前に繁る木々の緑が目にも眩しい程でした。湯は岩のオブジェのような所より源泉と水が同時に流し込まれ適温となっています。加水による温度調節という事もあり、スベもなく、キシもなく、いまひとつ浴感が薄い気も。男性浴室では独特の刺激臭がしたそうですが、女湯では臭いも味もありません。それでも真っ白に白濁した湯と黄味を帯びた硫黄湯花が沢山沈澱する様はたまりません。浴槽の底だけでなく、洗い場にも湯花が散らばっています。

備品はシャンプー、ボディソープもあり、比較的空いているという事もあって、ハイキングや登山の後に寄るのもいいかと思いました。それにしても、同時刻の訪問にしては、どうも男性浴室と湯の状態が違うように思います。何故でしょうか?
(まぐぞー・2004年8月)

▼受付まわり

▼男性浴室

▼別の角度から

▼湯口

▼排湯管

▼打たせ湯もありました

▼女性浴室

▼別の角度から

▼湯口

▼こちらにも打たせ湯

駒ヶ岳温泉 山荘ももしろは閉館しました。改装後「駒ヶ岳温泉」として営業中。このページの情報は旧施設のものです。

駒ヶ岳温泉 山荘ももしろ 簡易データ

秋田県仙北市田沢湖生保内字下高野80-68
9時~19時
400円
訪問:2004年8月

駒ヶ岳温泉 山荘ももしろ 温泉分析概要

駒ヶ岳温泉 含硫黄-カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)56.8℃ pH=5.9 360L/min 溶存物質計=2345mg Li=0.1mg Na=150 K=31 NH4=15 Mg=120 Ca=269.9 Sr=0.4 Ba=3.8 Al=0.1 Mn=0.3 Fe2=0.1 Fe3=0.1 Cu=0.1 Zn=0.1 F=0.1 Cl=322.9 Br=0.1 I=0.1 HS=1.4 S=0.1 S2O3=2.1 HSO4=0.1 SO4=879.7 H2PO4=1.0 HCO3=292.9 H2SiO3=246.9 HBO2=7.7 CO2=380.9 H2S=19.6 (H8.6.26)