十和田大湯温泉 下の湯共同浴場

現在(2017年頃から?)十和田大湯温泉の共同浴場は浴室内撮影禁止となっているようです。使用画像はそれ以前のものです。

 

十和田大湯温泉の共同浴場の一つである「下の湯」。低料金で良質湯が楽しめる場合がほとんどの共同浴場は、温泉好きには何ともいえない魅力がある。浴場正面入口前には入浴券の自販機があり、それぞれで購入します。受付はそれを持って浴舎内の番台に渡す仕組み。

湯気モウモウの浴室、縦長のタイル張り浴槽がある。7:3程度に区切られており、温度が微妙に異なる。壁より突き出た蛇口よりそれぞれの浴槽に61℃の源泉と思われる湯を約20L/min&10L/minほどを投入している。大きめ浴槽には常時にわたって蛇口からの水により加水もある。無色透明、ほんのり塩ダシ味に温泉臭、弱とろみ感にすべキシ感もあります。湯口では弱タマゴ臭も感知できます。温まり湯で浴後はポカポカです。一回
入浴120円、一ヶ月定期入浴2000円、いいですなー。
(三昧・2006年12月)


 

十和田大湯は秋田県内でも比較的地味な部類の温泉街ですが、派手さはないものの心に染みるお湯は素晴らしいものがあり、個人的にはもっと注目されるべき温泉場と思います。そんな大湯に点在する幾つかの共同浴場のうち、今回は「下の湯」を訪ねてみました。下の湯は住宅の細い路地沿いにあり、地元の人で賑わう「生活湯」といった趣があります。

浴室には二つに仕切られた長方形浴槽が造られ、片方が2~3人サイズの激熱湯、もう片方が5~6人サイズの熱湯となっています。それぞれに湯口があり、投入量を増減させる事で温度差をつける仕組み(大浴槽の方にはチョロチョロ加水もあり)。

私はもっぱら大浴槽にて湯浴み。小浴槽の激熱湯にもチャレンジしましたが一瞬でギブアップ( ^ ^ ;)地元の方は平気な顔で入ってらっしゃいました。肝心のお湯は無色透明、弱いタマゴ臭が漂いトロミを感じます。ジーンと来る浴感があり、口に含むとダシ塩風味。カランも温泉利用でした。
(まぐぞー・2006年12月)

▼掲示

▼券売機

▼男性浴槽(湯気が凄くてこれが精いっぱい)

▼温泉街の川に白鳥がいました

十和田大湯温泉 下の湯共同浴場 データ

秋田県鹿角市十和田大湯下ノ湯
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6時~21時(までに退出)
第3木曜日休み
120円→200円
訪問:2006年12月

下の湯 ナトリウム-塩化物泉 59.8℃ pH=7.8 蒸発残留物=1700mg (H9.6.23)※加水あり・清掃時に塩素系薬剤の使用あり