湯ノ神温泉 神湯館

関東ではなかなかお目にかかれない湯治専門宿の「神湯館」です。湯ノ神温泉で目にした旅館は二軒ほどだ。他に老人福祉センターがあったがそちらにも温泉が引かれているのかも。外観からして鄙びておりお風呂とお湯に期待してしまいます。立ち寄り入湯は僅か100円とびっくり価格で嬉しい限りです。浴室へ行ってみて二度びっくり。外観や館内にそぐわないきれいなタイル張り浴槽なのであります。ガラス張りで浴室が明るいというのもなぜかしっくり来ない。鄙び系かと思い切ゃ、、。そういえば「神湯館」のお隣のお宿も浴室がきれいであれっと感じたのでした。

浴室は3-4人が浸かれる広さ。ニ本の塩ビ管が浴槽へ伸びていて一本は温い湯、もう片方は熱く源泉そのまんまと推測。で、浴槽の温度は42℃。肝心な湯は無色透明、塩味。ポカポカと温まり夏場はキツイ温泉でした。
（三昧・2004年8月）

長閑な南外村に建つ湯治宿です。外観ときたら「まだ、こんな鄙びた湯治宿があるんだなぁ」と驚いてしまう程。男女別の浴室は最近改装でもしたのか、お宿の鄙びに反してシンプルなタイル張り。内湯浴槽がひとつのみのスッキリとしたもの。湯は2本投入され、1本はおそらく加水の適温、もう1本が熱めの源泉と思われます。湯口には湯花取りネットが取り付けられていました。無色透明、キシキシとした浴感のある、ややまったりとした、重く、発汗の多い湯。長湯をしたら相当疲れそうです。浴室にはシャンプーは無かったのですが、何故か山盛りのレモン石鹸が置かれていた。
（まぐぞー・2004年8月）

▼湯ノ神温泉神湯館外観