下の岱温泉 旅荘 やまの湯っこは「ほほえみの郷 観音の湯」と宿名変更しています。このページの情報は旧施設「旅荘 やまの湯っこ」当時のものです。
西栗駒・三途川渓谷の散策後、県道脇に見つけた看板「民宿・やまの湯っこ」。昼時なので昼食を兼ねて立寄りしました。県道から案内通りに脇道に入り、しばらく山道を進んだとこに「民宿・やまの湯っこ」があった。民宿といっても規模が大きめ。駐車場には観音様があり、顔は微笑み顔。入湯受付けをすると食事をするなら先に注文して欲しいとの事。色鮮やかなよもぎ蕎麦と、ちょうど山菜の時期なので山菜の天婦羅を注文した。
浴室は男女別の内湯が一つずつ。木と岩と石が混同した20人が入れる広さであった。浴槽は仕切りで二つに分けていて、あつ湯と激あつ湯にわかれている。浴槽中央の底からはブクブクと気泡というかジャグジーが出ている。浴槽隅の湯口からは源泉がチョロチョロ程度出ている。源泉が激熱なのか少量しか投入していないのは仕方がないだろう。湯口付近は黄白色の硫黄成分がびっちりと付着している。分析書の掲示が無かったので詳細は不明ですが、硫黄成分も少なからず含有しているものと推測。湯は無色透明、タマゴ臭タマゴ味がする湯。ココの湯の特筆すべき点は浴感だ。強いヌルすべ感がなんともたまらない。今までにお目にかかったなかでも3本指に入る湯。アルカリ性単純温泉の重曹泉型の源泉だろう。強いヌルすべが味わえるお薦めできる一湯。
(三昧・2004年6月)
泥湯温泉方面から三途川渓谷へ抜ける途中、田畑の横道を折れた先にある温泉施設です。泥湯からだと県道左手の横道に入る地点に看板も出ているので見逃す事はないと思います。「やまの湯っこ」は長閑な湯治宿で、表には「ほほえみ観音」なる大きな観音像、そして玄関横では犬が2匹横になりながらこちらをジィッと眺めていました。ここでは宿泊は勿論、立ち寄りで昼食を食べる事も出来ます。訪問時は地元のお年寄りが2組、休憩室兼食堂でTVを観たり、お蕎麦を食べたりしていました。そのお蕎麦が鮮やかな緑色で妙に気になり、丁度お昼時な事もあり、思わず私達も注文してしまった。お蕎麦はお風呂に入っている間に作っておくとの事で、先にお湯をいただく事に。
男女別の浴室には、熱湯、激熱湯に仕切られた岩造りと木造の間の子みたいな浴槽がひとつ。脱衣所寄りの小さな浴槽が熱湯で、その向こうの広々とした方が激熱湯となっていました。まずは熱湯の方へ。無色透明の湯が満たされ、結構な熱め。ツルツルというかヌルヌルが凄い湯で、ちょっとビックリ。続いて激熱湯へ入ろうとしたのですが、これが尋常でない温度で、多分人間が気持ち良く浸かるの無理でしょう。お湯がヌメヌメで大変心地のよい湯なのですが、いかんせん熱い!長湯できないのが残念。因にカランからも温泉が出ていました。湯は飲むと玉子味です。出た後の発汗が凄かった。
湯上がりは休憩室で注文しておいたお蕎麦を食べます。TVではローカル局の「のど自慢」が流れ、秋田おばこの曲が流れていました。お蕎麦は、よもぎ蕎麦800円、山菜テンプラの盛り合わせが700円。お蕎麦は一見小さい盛りなのですが、結構な量がありました。
ひとつ残念な事は、お宿正面の池に生ゴミをドカドカ捨てている事。その所為で、池の縁には生ゴミが散乱し、周囲は悪臭、カラスも沢山。
(まぐぞー・2004年6月)
▼男性浴室
▼別の角度から
▼女性浴室
▼お湯
▼ヨモギ蕎麦
▼湯っこ犬
下の岱温泉 旅荘 やまの湯っこ データ
秋田県湯沢市高松字大日台48
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0183-79-2646
9時~16時
300円→500円
訪問:2004年6月