高崎山温泉 おさるの湯

当施設周辺の土地勘が全くないのでカーナビだけを頼りに行ったみた。ログハウス風の建物で敷地内には犬やウサギ、ヤギまで飼育されていて湯上り後に遊んであげました。入浴受付は内湯と露天のどちらかを選択します。それぞれで料金と設置場所が異なり、両方に入浴するにはそれぞれ別々に料金がかかってくるシステムです。今回は内湯より安いという理由で露天風呂に浸かってみました。

ウッディ―な独立した木造湯小屋で正面に男女浴室入口があります。湯小屋は脱衣所と洗い場に利用されており、洗い場中央部分には、源泉利用の上がり湯目的の掛け湯槽があります。浴槽は洗い場向こう側の屋外にある露天風呂となっています。ここには内湯はないので、内湯に浸かりたい方は別料金で別箇所にあるのでそちらを利用しましょう。

20人サイズの露天風呂は岩とコンクリ造りで広めです。周囲は目の高さほどまで木の塀による目隠しが施されています。竹筒湯口より目測ながら相当量の源泉投入があるように見えました。お湯の色がキレイですね、赤みがかった薄紅茶色透明のお湯で見た目から良い感じです。ツルすべ感に鼻にツンとくる弱いモール臭が特徴のお湯。浴槽前面方向より溢れ出しがあり、湯使いは全て子細工なしの掛け流し。別府の湯めぐりが続いた後の訪問でしたので十分楽しむことができました。
(三昧・2016年12月)


名前からてっきり高崎山自然動物園内の施設かと思っていたら全然違いました。民家もまばらな寂しい道をどんどん進むと、やがて「おさるの湯」が現れます。思った以上にしっかりとした施設で、敷地内には動物も飼育されホノボノとした空気が流れています。施設には内湯と露天風呂があり、料金はそれぞれ別となります。今回は少し安い料金設定だった露天風呂にしてみました。

木材をふんだんに使用した湯小屋は思った以上に広い造りで、入口を入ると手前に脱衣スペース、その先に洗い場、更にその先は小屋の前面が開放され広々とした露天風呂が見えます。青空の下にドーンと造られた露天風呂はざっと2~30人入れるでしょうか。その広々とした露天風呂には、目にも鮮やかな紅茶色をした湯が惜しげもなく掛け流しとなっていました。

湯口より大量投入される湯は激熱で、浴槽湯全体も熱めとなっていました。空の下で鮮やかに発色する湯はスベスベとした肌触りが心地よく、湯面からは芳醇なモール臭と甘い重曹臭が香ります。露天風呂は大きいのですが湯の投入量も負けてはなく、鮮度の良い湯を存分に楽しむ事ができ大満足。さらに訪問時は他のお客さんが内湯に行ったため終始貸切状態という贅沢さ。屋外に飼育されている動物達も楽しいし、ここはまたぜひ再訪したいところです。
(まぐぞー・2016年12月)

▼おさるの湯外観

▼露天風呂への通路

▼おさるさんの置物

▼露天風呂入口

▼男性洗い場(この先に露天風呂があります)

▼オリジナルボトル

▼男性露天風呂

▼湯口

▼鮮やかな湯色

▼女性洗い場

▼掛け湯槽

▼女性露天風呂

▼人懐っこいワンコがいました

▼ウサギとヤギもいました

高崎山温泉 おさるの湯 簡易データ

大分県由布市狭間町高崎628-1
097-583-5966
5時~23時
木曜休み
400円
訪問:2016年12月

高崎山温泉 おさるの湯 温泉分析概要

高崎山温泉 おさるの湯 単純温泉 58.0℃ pH=7.9 溶存物質計=0.828g Li=0.2mg Na=187.5(89.73mv%) K=28.2 NH4=0.5 Mg=0.1 Ca=3.0 F=3.7 Cl=35.0 Br=0.2 I=0.6 SO4=2.0 HPO4=0.9 HCO3=360.0(82.52) H2SiO3=204.0 HBO2=2.5 CO2=3.5 (H24.2.27) ※温泉利用状況=全ての項目で該当なし