神泉の湯

神泉の湯 2017年6月

前身は「神立の湯」、経営が変わって現在は「神泉の湯」となっている日帰り温泉施設だ。訪問した6月はグリーンシーズンなので営業開始は12時からだ。建物入り口横には以前は飲泉所があったように記憶しているが、今回訪問した際には撤去されている。受付は階段を上がって扉一つ向こうにあった。当日の受付時は無人、利用客各自が料金箱に入浴料金を投入するシステムになっていた。小一時間後には管理人さんが常駐されていました。脱衣所入り口前にあるスペースには小上がりの畳敷きの待ち合わせ場所や、昔懐かしの今でも営業稼働しているテーブルゲームのインベーダーが置かれていた。

浴室は少し蒸しっとした空間、先客が居なかったので少し換気してスッキリ空間にする。御影石造りの5-6人サイズ、腰掛ゾーン付きの長方形浴槽が一つある。湯船縁の全方向からオーバーフローを確認。お湯は無色透明、弱温泉臭、軽いつるすべ感がある。特になんてこと無い湯だが、きれいに澄んだクリアーな湯が掛け流されており特別嫌いな方は居ないかと思われます。体感で42℃ほどで熱くもなくぬるくもなく適温にて湯浴みが楽しめました。入浴だけではなく、金土日の週末に限り素泊まりも可能のようです。登山やスキーなどの汗かき後の入浴にはもって来いの施設と言えるでしょう。
(三昧・2017年6月)


大源太山の下山後に、経営が変わりリニュアルオープンした神立の湯改め「神泉の湯」に行ってみました。外壁の名前部分以外は以前のままのような気もしますが、屋外にあった飲泉所と温泉スタンドは無くなっていました。階段を上がると受付や浴室がある構造は以前のままですが、全体的に改修されたようでトイレなども含め新しく綺麗になっています。受付前にはペットボトル詰めされた温泉水が並び販売もされていました。

男女別浴室は内湯のみというシンプルな造りで、風情うんぬんではない使い勝手重視の浴室です。以前と変わらぬ浴槽に、熱過ぎずぬる過ぎずの絶妙湯加減湯が静かに掛け流されています。弱いツルツル感のする湯は、一切の湯汚れない綺麗に澄んだもので、突出した個性はないものの癒されるような優しさがあります。人が浸かるとザバーッと溢れ出し、かけ流し量も申し分ありません。以前は稼働していたジェットバスも新経営では未使用で、これはこれで静かに湯浴みができてよいです。山歩きで疲れた体に丁度いい湯でした。
(まぐぞー・2017年6月)

▼神泉の湯 館内

▼インベーダーがありました

▼神泉の湯 男性脱衣所

▼貴重品ロッカーもあります

▼掲示

▼神泉の湯 男性浴室

▼浴槽

▼湯口

▼溢れ出し

▼神泉の湯 女性浴室

▼浴槽

▼シャワーもバッチリです

神泉の湯 データ

新潟県南魚沼郡湯沢町大字神立字七谷切3448‐1
025-788-0260
12時~20時30分(受付20時)
水曜日休み(冬期無休)
600円
訪問:2017年6月

神泉の湯 温泉分析

湯沢上神立温泉 アルカリ性単純温泉 42.1℃ pH=8.9 78L/min(動力) 溶存物質計=160.4mg Na=23.9mg(55.91mv%) K=0.5 NH4=0.3 Ca=15.6(41.93) Fe2=0.2 F=0.1 Cl=17.7(28.57) SO4=31.7(37.72) HCO3=23.2(21.71) CO3=6.0 H2SiO3=40.7 HBO2=0.5 (H26.7.10) ※温泉利用状況=全ての項目で該当なし



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