肘折温泉 肘折いでゆ館 2017年1月
10数年振りに再訪してみました。肘折パスポートを所持する肘折倶楽部会員の方は券売機で割引入浴券を購入できます。浴室のある3階へ移動します。建物など特に目立った変化はないように思えました。浴室も変わらず。今回のお湯は黄土色の半濁湯といった感じです。湯温は43℃ちょいの調整で満足。組合2号源泉の単独利用といでゆ館HPや館内の温泉利用状況に掲示がありますが、脱衣所掲示の温泉分析書には2・3・4号の混合泉となっています。未確認なので詳細不明です。
(三昧・2017年1月)
約12年ぶりに再訪した「いでゆ館」です。前回訪問時は大量加水のためか湯が完全な無色透明で浴感も薄い印象でしたが、今回はいつもの肘折定番の黄土濁りに戻っていました。朝一番の訪問で、湯の鮮度もよく満足です。訪問時は雪の少ないお正月でしたが、窓の外の雪景色を楽しむ事ができました。感心したのは、オープンからだいぶ年数が経っているのに、相変わらず館内が綺麗な事。普段から丁寧に清掃がされているんだと思います。フロントではお正月のふるまいもあり、甘酒と御餅をいただきました。
(まぐぞー・2017年1月)
▼外観
▼お正月です
▼甘酒と大福がふるまわれていました
▼気になる「こけしサイダー」
肘折温泉 肘折いでゆ館 2004年11月
「いでゆ館」に再訪しました。以前の濁り湯が今回は無色でほぼ透明になっており、塩味も弱くなっていました。案内によると時期により湯量が減少する場合があり、加温した水を加える時がある、との事。当日は湯を足していたのかもしれません。白っぽい湯華も浮遊していた。まあ温泉は生き物っていう事で、、、。
(三昧・2004年11月)
「いで湯館」に再訪問しました。11月からは冬時間となり30分遅い開館となっていた事を忘れ少し早くに訪問してしまいました。あらためて訪問しなおそうとしたところ、なんと御好意で開館前に入れてくださいました。すみません、そしてありがとうございます。
さて、久々に訪問した「いで湯館」でしたが、5月とはお湯の使い方が違うのか、はたまた朝一番だった為か、前回は濁りを帯びていたものが今回はほぼ無色透明。加水の所為もあってか、先に湯浴みした「河原湯」よりも浴感の薄い印象です。湯口より塩味を帯びた熱めの湯(触るのも辛い)が投入、浴槽内で適温となっています。朝一番の湯の心地良さもさる事ながら、浴槽内に敷き詰められたタイル状の木も大変心地よいものがありました。
ほどなくして開館時間を迎えたのですが、何故か湯浴み客はやって来ません。いつまでも私の貸しきり状態が続いています。前回訪問時のゴールデンウィークも、とてもすいていた記憶があります。肘折温泉という独特の湯治文化の中では、こういう近代的な温泉センターはあまり積極的に利用されないんでしょうか??
(まぐぞー・2004年11月)
▼外観
▼館内にはちょっとした休憩スペースもあります
▼男性浴室
▼寝湯
▼女性浴室
▼浴槽
▼湯口
肘折温泉 肘折いでゆ館 2003年5月
共同浴場「上の湯」の次は日帰り温泉施設の「いでゆ館」です。こちらは近代的な施設で「上の湯」とは対称的な温泉施設となってます。立派な館内は2階に休憩所ほか、3階に男女別浴室があります。石造り長方形の浴槽は広い作りとなっています。湯は黄土色に濁っており微塩味。濁りは酸化した鉄分のせいでしょう。肘折の旅館、共同浴場の湯とは違って色に特徴ありです。まあとにかくきれいで立派な施設です。国民保養温泉地の上をいく国民保険温泉地だけにあって、温泉療法医の温泉療法相談も週2回開催されています。
(三昧・2003年5月)
宿泊した旅館で割引券を貰ったので行ってきました。温泉街から歩いて行ける日帰り温泉施設。建物は広々として綺麗。男女別の浴室には浴槽がふたつ。普通の深さの浴槽(20人程入られる)と、寝湯と思われる浅めの浴槽(5人程入られる)とがあります。浅めの方には木製の手桶が置かれ「掛け湯をしながら湯浴みをしてください」という具合?お湯は御宿と同じような灰色と土色が混ざったような薄にごり。普通浴が適温、寝湯が温めとなっています。
浴室は窓が大きくとられ開放感があります。使い勝手の良いシャワーが並び、全体が清潔に保たれ気持ち良く利用できます。建物にはホールや研修室、温泉療養相談所などもあり地域住民の集いの場として使われているんだろうなーなどと思いました。
(まぐぞー・2003年5月)
▼まだ新しい印象の建物です
肘折温泉 肘折いでゆ館 簡易データ
山形県最上郡大蔵村大字南山451-2
0233-34-6106
9時30分~17時(受付16時30分)/日祝~18時(17時30分)
第2・4火曜→毎週火曜日休み
300円→350円→400円→450円
訪問:2003年5月・2004年11月・2017年1月
肘折温泉 肘折いでゆ館 温泉分析概要
組合2号源泉・組合3号源泉・組合4号源泉(貯湯槽での分析)ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 64.6℃ pH=6.9 溶存物質計=3536㎎ Na=944.1mg(81/86mv%) K=77.5 Mg=28.6 Fe2=1.1 Mn=0.2 F=0.4 Cl=1066(59.82) Br=2.5 I=0.3 SO4=242.2 HCO3=920.8(30.02) CO3=0.6 H2SiO3=148.0 HBO2=61.3 HAsO2=1.4 CO2=181.2 (H22.6.17) ※温泉利用状況=水道水・井戸水による加水あり、清掃時のみ塩素系薬剤の使用あり
【以前の分析】組合2号源泉 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 86.4℃ pH=7.4 蒸発残留物=4012mg Li=3.1 Na=1233 K=103.6 Ca=134.1 Mn=0.3 Fe2=1.7 F=0.3 Cl=1343 Br=2.6 I=0.4 SO4=287.6 HPO4=1.9 HCO3=1356 CO3=2.6 H2SiO3=196.7 HBO2=47.1 HAsO2=2.2 CO2=90.5 (H14.3.6)