日帰り温泉不可との公式情報が2021年12月30日にGoogleマップにアップされています。これが一時的なものなのか「のみ不可の宿」になったのかは不明です。
赤城温泉にあるお宿の一つ、赤城温泉ホテルです。立ち寄りも受け付けており、平均的な料金で入浴可能です。今回は赤城山登山の後に立ち寄ってみました。
ご主人に浴室への通路を案内され、脱衣所へ。服を脱いでいざ入湯。浴室内が中程度のサウナ状態なのは、登山後の火照って身体にはちょっとキツイかな。4-5人サイズのタイル張り浴槽が一つある内湯。浴槽湯口は温泉析出物が堆積して原型がどのようなものかが分からないほどです。緑黄土色の半濁、鉄サビ臭味があるギチギチ湯。湯船脇の排湯口から溢れ出す掛け流し。温度は体感41℃ほど。
露天風呂もあります。サウナ状態の内湯で火照った後は、こちらで外気にあたる事ができるので快適。3-4人ほどの屋根付き半露天風呂といった印象を持ちます。こちら露天はまだ清掃後の湯溜め途中だったようで、完全に湯が満たされていませんでした。なのでちょい寝そべって入浴姿勢となりました。内湯より温めで、好みは分かれそうな湯温です。しばし新緑を眺めながらの湯浴みを楽しみました。
(三昧・2013年5月)
赤城山の中腹に位置する中規模の温泉宿です。前橋の中心部からそれほど離れていないのに周囲は深い緑に囲まれ、随分と山の中へやってきたような感じもします。お宿は深く切れ込んだ谷に面していて、玄関ロビーからその景色を一望でき、なかなかの好立地です。立ち寄りに関しては不明だったのですが、ご主人(若旦那?)と思われる方が快く受付けてくださいました。
このホテル、外観はやや年季が入っていますが、館内は改装したのか綺麗に保たれています。男女別浴室にはそれぞれ内湯と露天風呂があり、赤城ならではの赤茶色の湯が掛け流し利用されていました。
先ずは内湯ですが、温泉の析出物がコッテリと付着した5~6人サイズの浴槽がひとつ。長年の析出物により見事なオブジェと化した湯口より、ほぼ無色透明の湯が流し込まれ、浴槽内で鮮やかな赤茶色となっています。湯は鉄と土類が混在したような味と香りで、ギシギシとした硬い肌触り、浴槽サイズにしてまずまずの掛け流しとなっています。同浴のご婦人は「リウマチに効くと聞いて来た」と仰っていました。
続く露天風呂は3人サイズのこぢんまりとしたもの。塀が高く外の景色がいまいち見えにくいですが、目の前には清々しい新緑が広がっていました。訪問時は残念ながら湯溜めの最中で、内湯に比べ投入量が少なく、溢れ出しまでまだまだ時間がかかりそうでした。そのおかげで普段は見られない、浴槽内の見事な析出物を見る事ができたのは嬉しかったです。
(まぐぞー・2013年5月)
▼浴室掲示
▼男性内湯
▼内湯 湯口
▼男性露天風呂
▼見事な析出物です
▼女性内湯
▼内湯浴槽
▼内湯 湯口
▼女性露天風呂
▼析出物がまるでオブジェのようです
日帰り温泉不可との公式情報が2021年12月30日にGoogleマップにアップされています。これが一時的なものなのか「のみ不可の宿」になったのかは不明です。
赤城温泉 赤城温泉ホテル データ
群馬県前橋市苗ヶ島町2031
→Googleマップでみる
027-283-2619
立ち寄り時間要問合せ
500円
訪問:2013年5月
赤城温泉 赤城温泉ホテル 温泉分析
新島の湯 カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉 43.1℃ pH=6.5 25L/min(掘削自噴) 溶存物質計=2.84g Na=248mg(30.30mv%) K=26.7 Mg=135(31.11) Ca=255(35.73) Fe2=5.1 Mn=0.2 Sr=1.3 F=0.1 Cl=231 SO4=178 HCO3=1530(71.03) CO3=0.2 Br=0.7 H2SiO3=202 HBO2=21.9 CO2=473 (H2.10.8) ※温泉利用状況の掲示確認できず