堂ヶ島温泉 せせらぎの湯

朝一で出掛けてみるも駐車場に止められないほどの賑わいようでやむなく撤収。仕方なく時間をずらして午後に訪問し直しました。当施設は町営の温泉公衆浴場で平屋建ての小規模な建物です。玄関入りすぐ左手に受付、正面が畳敷きの湯上り休憩室、右手に男女別浴室入口がありました。

時間をずらして訪問したかいがあってタイミングよく貸切で入浴することができました。二方向ガラス張りで採光のよい内湯浴室、4人サイズのタイル張り浴槽が一つあります。湯使いは循環ろ過しつつ源泉投入ありの半循環。無色透明、弱カルキ臭に弱くトロトロ感のある湯。他にはとりあえず的な露天風呂があります。目隠し塀に周囲を囲われて見えるのは空です。浴槽内にて吸い込み吐き出しありの半循環仕様。無色透明、弱カルキ臭トロトロ感の湯がこちらも半循環利用でした。湯使い的にはマニア向けではない施設かなぁ。
(三昧・2018年1月)

松崎から天城方面へ走る59号沿いから川を渡った場所にある町営日帰り温泉施設です。「そういえば未湯だった」ということで立ち寄ってみました。施設はこぢんまりながら管理人さん在住です。てとも感じの良い男性がにこやかに迎え入れてくださいました。料金はこのタイプの施設にしてはやや高めな気もしますが、伊豆価格といったとこでしょうか。

女性浴室は内湯と露天風呂という構成になっています。使い勝手のよいシャワーの設置された内湯には4人サイズの四角いタイル浴槽がひとつ。湯口より熱め源泉を投入しつつ、浴槽内で熱め寄り適温に調整された循環利用の半循環となっています。無色透明の湯は湯口で上品な石膏臭が香るもので、トロミのある女性好みしそうなものです。源泉投入量は浴槽サイズにして少ない印象もあり、湯面からは弱い塩素臭もしますが、溢れ出しはまずまずでそれほど悪い印象はありません。同浴の常連さんによると「今日はお湯が綺麗でよかった」「昨日は湯汚れが酷かった」「今日はいつもより湯が熱い」との事です。

内湯の横には3人サイズの露天風呂もあります。こちらも内湯と同じ湯使いですが、湯温はぬるめ設定となっていました。訪問時がたまたまだったか塩素臭が強く、こちらはサッと浸かっただけで撤収です。

この辺りは西伊豆の海沿いからもさほど遠くなく年間を通して暖かな地なのか、施設前の川沿いではまだ1月だというのにポツポツと桜が咲き始めていたのには驚きました。
(まぐぞー・2018年1月)

▼受付/休憩室

▼男性浴室/内湯浴槽

▼洗い場/露天風呂

▼温泉スタンドもあります/早くも桜が咲いていました