通常は入浴はできない組合員専用共同浴場です。訪問時は別府八湯温泉まつりのイベントのひとつとして、期間と時間を限定して一般開放されました。貴重な機会でしたので我が家も近くの浜田温泉と絡めてはしご入浴させていただきました。亀川駅前温泉組合の方々に感謝です。
場所はJR亀川駅から直線で約150mのところにあり、施設名の亀川駅の真ん前にあるというのではありません。浴場外観は物置小屋のようにも見えてピンクの温泉まつりの幟が無ければここが浴場とはわかりずらいでしょう。正面入り口扉を開けると正面にお薬師様がおられましたのでまずはご挨拶します。
男湯は左へ階段を6-7段ほど下り進みます。半地下のところに浴室はありました。浴槽と脱衣所が隣り合わせの造りで、カランやシャワーなどは一切ありません。浴槽湯を持参の湯桶ですくい十分に体を洗います。
浴槽は3人サイズのシンプルなタイル張りです。浴室の隅にある源泉槽から塩ビ管が浴槽へ伸びていて投入湯量はバルブで調整されています。加水用の蛇口もあるので使用するしないは利用者にお任せなのでしょう。お湯は無色で微濁、体感で約44-45℃ほどあり少しスベスベする浴感がありました。
(三昧・2019年4月)
通常は外来入浴をやっていない、いわゆる「ジモ専」の湯小屋です。今回は「別府八湯温泉まつり」の特別開放時に立ち寄ることができました。素朴な湯小屋がポツンとある亀川駅前温泉ですが、名前から想像するよりは、それほど「駅前」じゃありません。
扉を開けると男女それぞれの浴室へ下る階段があります。浴室はスッキリとしたタイル張りで、2~3人サイズの長方形浴槽がひとつありました。湯口より無色透明の熱い源泉をチョロチョロ投入、浴槽内で熱めの掛け流しです。うっすらとツルツルとした肌触りのする湯でした。
浴室の規模からして普段はごく限られたコミュニティ内でのみ利用されているのでしょうか。別府にはこういうジモ専が本当にたくさんありますね。
(まぐぞー・2019年4月)
▼亀川駅前温泉玄関
▼歴史を感じる看板
▼お薬師様
▼掲示
▼浴室へは階段を下って
▼男性浴室
▼別の角度から
▼浴槽
▼源泉は湯升を通って・・・
▼浴槽へ
▼浸かった様子
▼女性浴室
▼浴槽
▼湯口
亀川駅前温泉 データ
大分県別府市亀川浜田町
外来不可(組合員専用)
別府八湯温泉まつり一般開放時に入浴
訪問:2019年4月