国母駅前温泉 健康ハウス(閉館)

国母駅前温泉 健康ハウスは閉館しました

その名の通り、国母駅前至近の位置にある健康ハウス。印象としては公衆浴場的な雰囲気を持つ温泉施設です。施設内に入るとローカルで少しB級ムードが漂う館内、必要以上にあると思われる脱衣所内のロッカーの多さに驚きます。

浴場設備としては高温槽・中温槽・バイブラ風呂・ラドン風呂・サウナ・水風呂と各種備えている造り。今回入浴したのは高温槽と中温槽のみ。まぐぞーが言うには「ラドン風呂は強烈な風呂だった」というが・・・自分においては見学もしませんでした。

高温槽・中温槽・バイブラ風呂は、一つの浴槽をタイル板にて仕切ってあります。高温槽は5人サイズの広さがありますが、特筆すべきは源泉投入量の多さでしょう。このサイズにして約50L/minほどを投入しています。おかげで体感44℃と熱めに設定。更に当然にも鮮度もよく、投入湯量全てをオーバーフローさせています。やや黄色がかった透明湯でつるつるした感じが特徴です。

中温槽は8人サイズの広さで、源泉に加水して浴槽温度を体感41℃ほどに調整してあります。個人的な感覚からしたら、ちょっとばかり投入量が少ないようにも思えますが・・・。こちらも全量を浴槽縁から溢れ出させている加水掛け流し。タイルの所々が一部破損して抜けているのはご愛嬌。
(三昧・2013年2月)


身延線国母駅のすぐ近くにある、やや古びたB級感漂う公衆浴場です。受付を済ませ向かった脱衣所は、「ちょっと多すぎないかい?」とツッコミたくなる程、細いロッカーがズラーッと並んでいます。

女性浴室は内湯のみですが、結構広々とした印象を受けます。浴室には5人サイズの適温槽、10人サイズのぬるめ槽が並び、少し離れた位置に7~8人サイズの円形ジャグジー槽があります。この中で気に入ったのは適温槽で、湯口よりブシャーッと勢いよく源泉が投入され、薄っすら黄色を帯びた透明湯がドババッと掛け流されています。湯の中には細かな泡が浮遊し、ヌルツルした肌触りはありますが、泡の肌への付着はあまりありません。

この他に「ラドン」と書いてある部屋があり、扉を開けてみると密閉されたサウナ状の部屋に5人サイズ浴槽がひとつ、人工ラドン発生装置をつけた温泉が満たされています。「ラドン」はともかく、造りがサウナの中で湯に浸かるようなもので、これはもう強烈の一言。短時間でヘロヘロとなってしまいました。
(まぐぞー・2013年2月)

▼脱衣所

▼男性浴室

▼湯口

国母駅前温泉 健康ハウスは閉館しました

国母駅前温泉 健康ハウス 簡易データ

※国母駅前温泉 健康ハウスは2016年8月25日をもって閉館しました。現在は「桜湯」という新しい施設になっています。このページの情報は国母駅前温泉 健康ハウス当時のものです。
山梨県中巨摩郡昭和町西条251
10時~24時
550円
訪問:2013年2月

国母駅前温泉 健康ハウス 温泉分析概要

国母駅前温泉 健康ハウス 単純温泉 43.5℃ pH=7.5 653L/min(動力) 溶存物質計=757mg Li=0.1mg Na=131.2(71.82mv%) K=10.5 NH4=0.7 Mg=12.7 Ca=17.3 Sr=0.2 Ba=0.1 Mn=0.1 Fe2=0.2 Cl=28.4 HPO4=1.3 HCO3=418.5(89.21) H2SiO3=133.9 HBO2=1.6 CO3=262.3(H14.5.1) ※温泉利用状況=超音波風呂とバイブラ風呂のみ加水あり