飯豊温泉 川入荘

飯豊温泉 川入荘 2016年8月

お隣の飯豊梅花皮荘に宿泊すると川入荘との浴室相互利用が可能、せっかくなので宿泊するたびに入浴させていただいている。宿泊当日の夕食後に内湯に浸かり、一晩すぎた翌朝早くに露天風呂に入浴した。翌朝の露天風呂からの飯豊連峰の眺めが天気に恵まれて素晴らしかった。この時期の訪問でこんなにまで山々が見えたのは初めてかもしれない。梅花皮荘よりこちら川入荘のほうがお客さんが少ないので、静かに過ごしたければこちらのお宿も良いかも知れません。
(三昧・2016年8月)

▼飯豊の山々が迫ります

▼外観

▼男性内湯

▼女性内湯

▼露天風呂の入口に掲示されている詩

▼男性露天風呂

▼浴槽から

▼女性露天風呂

飯豊温泉 川入荘 2015年8月

梅花皮荘宿泊者は、川入荘の露天風呂を無料で利用できるというのは知れたことなので、今回は意外にも知られていない内湯をお借りする事にしました。玄関入って露天風呂は左手方向ですが、内湯は右廊下を進んだ突き当り左にあります。梅花皮荘宿泊者が露天風呂・内湯に入浴される場合、当然ですが川入荘の方に一声掛けてからです。

男女別内湯は御影石造り3人サイズの小さな湯船です。結論を先にいうと湯の鮮度面に関しては梅花皮荘よりこちらの方が上を行ってます。宿泊客や日帰り客が少ないのも理由の一つです。湯船底には赤茶色の鉄粉が沈んでいて足裏に付着します。無色透明湯が熱すぎず温すぎずの適温調整されています。ガラス窓からの眺めも浴室が梅花皮荘より低い位置にあるのと、山と川に近いのでなかなか良いです。訪問の際は露天風呂のみならずこちらも是非。

帰り際に露天風呂にも寄りましたが、なんと今回はカルキ臭が絶好調ですぐさま撤収しました。カルキ臭がしたのは今回が初めてでしたが、どうしちゃったのかなぁ??
(三昧・2015年8月)


前回の訪問から1年ぶりの訪問です。いつ来ても梅花皮荘と比べお客さんが少なく、静かで落ち着いた山荘のような雰囲気があり、「今度はこっちに泊まるのもいいかも」と思ってしまいます。これまでは露天風呂のみお邪魔していましたが、今回は初めて内湯も利用させていただきました。

館内の一番奥にこぢんまりとした内湯があります。女性側は3~4人サイズの長方形浴槽がひとつあり、梅花皮荘と同源泉の湯が滔々と掛け流されています。キシキシとした硬い浴感の無色透明湯は、浴槽底に赤茶色の粉状湯花がビッシリと沈殿し、浴槽に入ると足裏やお尻に付着し茶色に染まってしまいます。梅花皮荘と比べやや熱め、浴槽サイズにして充分な投入量があり、利用客の少なさから当然のように鮮度は良いです。窓の外は渓流の向こうに続く飯豊の山々。この内湯が気に入り、図々しくも夕方そして翌朝もお邪魔してしまいました。

内湯がとても良かった反面、今回は露天風呂がビックリするほど塩素臭が強く、ほんの数秒浸かっただけで撤収してしまいました。4度目の訪問ですが、こんなに塩素臭が強かった事は過去にありません。朝の訪問だったので、もしかしたら清掃直後だったのかも?
(まぐぞー・2015年8月)

▼館内

▼男性内湯

▼浴槽

▼湯口

▼溢れ出し

▼浸かった様子

▼窓からの眺め

▼女性内湯

▼湯口

▼溢れ出し

▼シャワーも完備です

▼男性露天風呂

▼露天風呂からの眺め

飯豊温泉 川入荘 2011年8月

飯豊温泉「梅皮花荘」を宿泊利用時、敷地隣にある同経営宿の露天風呂も無料利用できるというので立ち寄る。その逆に川入荘の宿泊者も梅皮花荘の内湯も利用できて相互に浴室を開放。

丸太造りのログハウス風な建物の露天風呂。浴槽は悪天候でも大丈夫なように屋根付きで半露天風呂といった感じ。12人サイズ、四角形の石風呂浴槽です。浴槽中央には中洲?というか、石んぼ座り椅子のような地帯があります。

浴槽湯は無色透明で弱甘塩味がするもので、若干のこなれ感があるコンディションです。竹筒の湯口より浴槽投入があるが、これは循環湯なのかな?もう一方の塩ビ管は湯面下に伸びており、そこから強力吸い込み作動中でした。オーバーフローもそこそこあって半循環仕様。浴槽内は鉄分等の析出がビッチリと付着していて、座って湯浴みするとお尻がチクチクと痛いほどである。
(三昧・2011年8月)


梅花皮荘のすぐお隣にある川入荘は、深い山々にポッカリ浮かび上がるような佇まいが印象的な、ロッヂ風建物の温泉宿です。梅花皮荘と同経営で、ほとんど同じ敷地内といってもいい距離にあります。梅花皮荘宿泊客は露天風呂を無料で利用出来るという事で、朝に散歩がてら出かけてみました。

受付で一声かけてから露天風呂へ向かいます。山小屋風の男女別の露天風呂は、深山を見渡せる造りで実に良いロケーションです。12~3人サイズの長方形浴槽がひとつあり、中央にはテーブルのような石のスペースがあります。湯口より熱めに加温された湯が投入され、浴槽内で適温。なかなかの投入量がありますが、これはおそらくは循環湯で、源泉を混ぜつつ浴槽に入れているんじゃないかな?溢れ出しも多く源泉投入もまずまずありそうです。(あくまでも想像)

肝心の湯は無色透明な中に細かな鉄錆色の湯花が少々舞うもので、キシキシとした肌触りがあります。温泉成分によって浴槽内で鉄錆色に染まり、底がザラザラで足やお尻が痛いです。梅花皮荘や飯豊山荘と同源泉ですが、湯使いや引き湯の関係で、他の2軒とはまた違った楽しみがあります。なによりココは目の前に広がる深山の眺めと、直接吹きあたる冷たい風が心地よいです。

今回(2011年8月)は浴槽温度は適温でしたが、前回(03年10月)はかなりぬるめで、うんと長湯をしないと上がる時にちょっとツライ位でした。季節によって湯温などに変化があるのかも?
(まぐぞー・2011年8月)

▼露天風呂湯小屋

▼男性露天風呂

▼湯口

▼溢れ出し

▼女性露天風呂脱衣スペース

▼女性露天風呂

▼露天風呂浴槽

▼湯口

▼溢れ出し

▼露天風呂からの眺め

飯豊温泉 川入荘 簡易データ

山形県西置賜郡小国町大字小玉川564-1
0238-64-2138
内湯10時~16時
露天10時~18時(金曜日16時~18時)
1月4日~4月中旬頃まで休業
500円
訪問:2003年10月・2011年8月・2014年8月・2015年8月・2016年8月

飯豊温泉 川入荘 温泉分析概要

飯豊1号・2号・3号・4号混合泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉(浴槽湯口での分析) 42.3℃(源泉51.5℃) pH=6.5 蒸発残留物=1301mg Li=0.7mg Na=231.2 K=25.3 Mg=4.9 Ca=182.2 Fe2=0.2 F=3.5 Cl=269.2 Br=1.0 I=0.6 SO4=291.3 HCO3=372.0 H2SiO3=124.1 HBO2=5.1 CO2=168.3 (H18.8.9) ※(内湯)全ての項目で該当無し(露天風呂)加温・加水・循環濾過・消毒あり

以前の分析

1号2号3号4号混合泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素・硫酸塩泉 44.8℃ pH=6.7 蒸発残留物=1430mg Na=257.7mg K=27.0 Mg=5.3 Ca=184.8 Fe2=3.0 Cl=307.6 Br=0.6 I=0.1 SO4=305.7 HCO3=407.5 CO2=136.9