トルコ

トルコの温泉|ブルサ|Eskteli Kaplica Armutlu Hamami

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ブルサの中心地から「ドルムシュ」という乗り合いタクシーに乗って、チェキルゲ温泉街にある「ケルヴァンサライ・テルマル・ホテル(Kervansaray Termal Otel)」併設の温泉施設「Eskteli Kaplica Armutlu Hamami」へ行ってみました。前もってホテル名をドライバーさんに伝えておいたので、徒歩2-3分のバス停近くで降ろしてもらえました。

「Eskteli Kaplica Armutlu Hamami」に到着すると歴史のありそうな古めかしい立派な建物だったのには圧倒されました。まずは受付で料金を前払いして脱衣所のカギを受け取ります。施設内に進み入って行くとこのカギはなんと自分専用の個室脱衣室の贅沢なもので驚きました。すぐにスタッフが寄ってきて「水着はあるか?」と訊いてきたので「ある」と答えて脱衣室へ。水着がないとチェック柄の腰巻きのようなものを貸して貰えます。自分は脱衣室で服を脱いで持参の水着に着替えます。自分専用個室脱衣室には簡易ベッドに鏡、ホテルさながらのセフティーボックスまでもあり貴重品も安心です。

水着に着替えた後は脱衣室に鍵をかけて、ゴム紐を手首にする日本と同じスタイル。後はそのまま浴室へ向かいます。扉を開けて中に入るとなんと豪華な造りに驚きます。総大理石で造られた浴室といっても過言ではなく見るも素晴らしく豪華な印象です。

まずは中間部屋のような円形の場所があり、中央には噴水のような湯溜め槽がありました。壁に沿って洗い場があり、これまた大理石でできた湯桶ならぬ洗面器的なものがあります。これに温泉と水の蛇口を上手く操作しつつ適温湯を溜めて身体と頭を洗います。まずは入浴前にキレイにしてから湯に浸かりましょう、という日本と同じスタイルですね。

キレイになった次は奥に通じる通路を進みメイン浴室へ向かいます。こちらも大理石造りで豪華なものです。円形浴室の中央に円形浴槽を配置、深さは1.5mもあり20人以上は入れる広さがあります。浴槽の縁は二段の階段状になっていて腰掛けられる造りになっていました。現地のお客さんは、といっても訪問時は2-3人ほどしかいませんでしたが、腰掛けて湯に浸かったりプカプカと浮かんだり泳いだりして自由に温泉を満喫しています。湯舟を満たすお湯は青く発光しており、白い浴槽素材とのコラボが見るからにとても美しいです。体感湯温は約41℃ちょっと位で十分な温度設定です。弱く石膏臭と芒硝臭が香る十分な湯量を掛け流し。

更に一段程の上部には2-3人サイズの小浴槽もあって、ライオン湯口から熱めの湯が浴槽へ吐き出されていました。この小浴槽は約43℃はあってなかなか満足のゆく湯浴みが楽しめました。この小浴槽のオーバーフロー湯が先の円形浴槽へそのまま落とし込む造りです。

この浴室の天井はドーム状でトルコのハマムではよく目にする造りとなっています。このハマムの造りが影響しているのか、空間内部はとても保温が効く軽いサウナ状態になっています。入浴効果と重なって浴後はもの凄い発汗を伴い温まり効果はかなりのものでした。

さて入浴が終わり、浴室を出ると係りの方が来て「Finish?」と訊いてきて「Yes」と答えるとバスタオル二枚とフェイスタオルを駆使して私の身体をタオル巻きにしてくれます。これが更に発汗を促して保温保湿効果は相当なものです。その後はベンチみたいな所でそのまま寝転んで一休み。ココで湯上りのソフトドリンクをオーダーするも良し、で自由にやりましょう。この流れがトルコスタイルです。身体の火照りがある程度ひいた後は更衣室で服を着こみ受付でカギを返却してお帰りとなります。
(三昧・2019年10月)


 

ブルサの温泉街「チェキルゲ」地区は、ごく普通の庶民的な街中にポツポツと温泉施設がある、日本でいう所の別府のような雰囲気ですが、この「Eskteli Kaplica Armutlu Hamami」もまた、その街中にあるホテルに併設された男女別浴場です。浴舎は風格のある昔ながらの石造りの建物で、もしかすると昔からある浴場に、通い湯治のために後付けで宿泊施設が併設されたのかもしれません。

表通りのバス停から階段を下ると、風格と歴史を感じる丸い石造りが印象的な浴舎が見えてきます。入口は男女別に分かれていて手前が女性、奥が男性になります。

女性側は入浴料を支払うと女性スタッフがやってきて親切に案内してくれますが、会話は全てトルコ語なのでいまいちわからず。突然現れた謎の東洋人相手に身振り手振りで一生懸命説明してくれたので、なんとか理解できました。

まずはロッカーの並んだ脱衣所へ。男性は脱衣所が個室になっているようですが、女性はこぢんまりとした共用のロッカールームのようになっています。この後、トルコでいくつかの温泉地を巡りましたが、男性更衣室は個室、女性更衣室は共用のパターンが多い印象でした。ここで衣類を脱いで、下半身だけ水着着用かタオル巻きにするよう身振り手振りで説明されました。トルコでは男性も女性も、下半身は(場所によっては上半身も)何かを着用するのがルールのようです。このロッカールームにはトイレ、洗面台、サウナもついていました。

脱衣して次の部屋に進むと、ソファーやテーブルの置かれた寛ぎルームです。ここで湯浴み後にのんびりするようです。その寛ぎルームの先がいよいよお楽しみの温泉浴場となります。ちなみに浴場に入る扉の手前には石けんやシャンプーが置かれているので、持参していない場合はこれを使用します。

扉を開けてビックリ。思った以上の広い浴場は大理石をふんだんに使用した高級感漂う造りで、青いタイルの装飾がセンス良く飾られています。モスクでよく見られる溜息の出るようなイスラムの美的センスがこの浴場にもありました。

まずは浴槽を囲むように配置された幾つかの洗い場で体から頭まで全て洗います。この洗い場も青いタイルの美しい装飾で、飾りバルブや、細かな装飾の施された湯桶など細部にわたり美しいです。

そしていよいよ浴槽へ。浴槽は二段にわかれていて先ずは上段のライオン湯口のある4人サイズ槽へと源泉を投入し、続いてプールのように広く深い12~3人サイズ槽へと流れ込む仕組みになっています。ライオン湯口からも十分な投入量がありますが、浴槽下部からもじわじわと熱い湯を投入し、湯温は適温に保たれていました。

無色透明の湯は一点の曇りもない鮮度良好で浴槽縁よりサラサラと溢れ出る掛け流し。湯面からはほんのりと爽やかな温泉臭が香りとても心地よいです。後から来たモデルのように綺麗なお姉さんが、日本の東北辺りでよく見かける湯桶を枕にして湯の溢れ出る浴槽縁に寝ころぶ「トド寝」をしていたのにはビックリ。どの国でも温泉での行動は似たり寄ったりなんですね。

浴後はさきほどの寛ぎルームでゆったりするのが流れなんだと思いますが、ゴージャスな雰囲気に押されてすぐに出てきてしまいました。

ブルサという大きな街の温泉街ということもあってか、巡ったトルコの温泉地の中ではお値段は高めですが、せっかくトルコに来たから記念に一湯だけ入ってみたいという人にはおすすめしたい、豪華気分に浸れる浴場でした。
(まぐぞー・2019年10月)

▼外観(ドーム状の建物がいくつもあります)

▼重厚な外観も見応えあります

▼まずは女性浴室の入口

▼女性浴室入口前を奥へ進んで左に男性側入口があります

男性浴室

▼男性脱衣所は個室です

▼まずは洗い場です

▼噴水状の温泉湯升

▼なんですかね?以前使っていた湯口?

▼掲示

▼続いて浴室へ

▼男性浴槽

▼浴槽から

▼湯口

▼ライオンくん

▼浴槽まわりにもカランがあります

▼お湯と水が出ます

▼天井

女性浴室

▼浴室手前に石けんとシャンプーが置かれています

▼浴室の手前にふたつのケセ台(垢すりなどを行う台)

▼ケセ台の向こうに浴槽

▼女性浴室

▼浴槽から

▼ライオン湯口

▼アップで

▼カラン

▼細かいところまで凝ってます

▼浴後は男性浴室前のスペースでのんびり

▼中庭を囲むように併設のホテルが見えました

 

ブルサ中心地から温泉街「チェキルゲ(Çekirge)」への移動は乗り合いタクシードルムシュで

ブルサ中心地から西へ4-5㎞の「チェキルゲ(Çekirge)」という地区に温泉ホテルや公衆浴場が点在しています。我家はブルサの中心地に宿泊していたので、チェキルゲ(Çekirge)温泉街までは、「ドルムシュ」という交通機関を利用して移動しました。

「ドルムシュ」とは行き先とルートが決まっている一人一回3.25TL(約60円)の便利な乗合タクシーで、ドライバーさんに目的のホテル名などを伝えると近くで降ろしてくれます。

今回利用したブルサ中心地のドルムシュ乗り場はコチラです→Googleマップでみる

Tek通りにズラーッとドルムシュが並んでいて行先も表示されています。よくわからなければ、その辺にいる人に「チェキルゲ」と言えば、乗るドルムシュを教えてくれると思います。

チェキルゲにはバス停もあったんで、たぶんバスも行き来していると思いますが、利用しなかったので詳細は不明。

Eskteli Kaplica Armutlu Hamami データ

ブルサ県オスマンガズィ
Googleマップでみる
男湯65トルコリラ
女湯60トルコリラ
訪問:2019年10月

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