島根県

木部谷温泉 松乃湯

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中国自動車道・六日市インターへ向かう途中に立ち寄った温泉旅館です。鄙びた日帰り施設かと思いきや温泉旅館でした。受付にて女将さんがお出迎え。「どこから来た?」「埼玉だ」「あれー」といつものお約束のやり取りがしばし続いた。

「入浴施設としては男女別、今はどちらも誰もいないから自分の好みの温度でゆっくり浸かって」との事。源泉バルブを開くと冷たい源泉が大量に出てくる、どんだけ出して投入するも自由である。逆にボイラーのバルブを開くと高温の蒸気が浴槽内に直に出て加温が始まる仕組みだ。ここまで利用客にお任せなシステムも初めての経験だ。

浴槽は4人も浸かればいっぱいのサイズ。暫く誰も浴槽に浸かっていなかったようで、湯表面には薄白くカルシウムの膜が張っている。湯は甘塩味に炭酸感がある。オレンジ鉄サビ色濁り、すべキシ混在する湯だった。

湯上り後、名物の間欠泉を見学できるというのでそうすることにした。約25分間隔で5分ほど噴出する。その時の湯量は約400L/minだという。自然現象を間近に見る事ができて満足度の高い印象的な施設だった。
(三昧・2018年10月)


吹き上げる間欠泉を持つ宿として有名な松の湯へ立ち寄りました。一見すると小さな共同浴場にも見える素朴な施設で、玄関を開けると着物の上に割烹着を着た明るく気さくな印象の女将さんが迎え入れてくれました。初めての訪問だと告げると、浴室まで一緒に行って温泉の使い方を教えてあげるといいます。ん?温泉の使い方とは?と思いましたが、浴室へいってすぐにその理由がわかりました。

浴室には3~4人サイズの長方形浴槽がひとつあり、見るも鮮やかな黄土濁りの湯が満たされています。訪問時はもう何時間もお客さんがなかったとのことで、表面には真っ白な湯膜がビッシリと形成されていました。

女将さんによると向かって左側のバルブを回すと湯に蒸気を当てて加温ができ、逆に右側のコックを開くと冷たい非加熱源泉が出るとのこと。ようは、加温するもよし、非加熱源泉を投入するもよし、利用者のお好みでどうぞということのようです。試しに非加熱源泉のコックを開いてみましたが、かなりの量がドババっっと流れ出て、いっきに「ぬるゆ」となってしまったのには焦りました。

肝心の湯は甘塩味のするもので、ギシギシとした肌触りに加え、訪問時に形成されていた湯膜が体に張り付き、皮膚表面がザラザラとなりました。浴後は皮膚がべトつくのかと思いきや、逆にサラサラとし、不思議と爽快感に包まれます。

浴後は名物の間欠泉を見学。間欠泉は建物向かって左側に造られた小道を2~3分ほど上った源泉地で見られます。女将さんによると25分毎に吹き上がるとのことで待っていると、やがてゴボゴボと泡が吹き出し、マックス時2メートル近くの噴出を楽しませていただきました。
(まぐぞー・2018年10月)

▼屋外掲示

▼外観/館内

▼浴室内掲示

▼非加熱源泉

▼溢れ出し

▼加熱バルブ/洗い場

▼女性浴室

▼析出物/洗い場

▼源泉間欠泉を見学します

▼道中、木部谷温泉について学べます

▼年代物のスケール

▼源泉地に到着しました。この時はまだ吹いていません。

▼待つこと数分

▼間欠泉よありがとう

木部谷温泉 松乃湯 簡易データ

島根県鹿足郡吉賀町柿木村木部谷529
0856-79-2617
7時30分~受付19時
450円
訪問:2018年10月

木部谷温泉 松乃湯 温泉分析概要

木部谷温泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉 20.5℃ pH=? 溶存物質計=5.97g Na=1320mg K=43.6 Li=4.3 Mn=2.0 Ba=0.5 Mg=32.5 Ca=363 Sr=4.8 Fe2+Fe3=19.4 Cl=1830 SO4=1.9 HCO3=1980 Br=5.1 HAsO2=12.6 H2SiO3=97.2 HBO2=254 As=8.7 CO2=514(H21.8.13) ※温泉利用状況=加温あり

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