▲タイミングが合えば桜満開!(2019年4月)
亀川温泉 四の湯温泉 2016年12月
7-8年ぶりの訪問となった2015年に続き、2016年も再訪してみました。別府の共同浴場では規模が大きめな部類に入る四の湯です。脱衣所と浴室は一体型の典型的な造り、小判型のタイル浴槽スタイルでいくぶん年季が入ってきています。浴槽半分はあつめ、もう片方はぬるめ設定でそれぞれ43.5℃と42.5℃ほど。浴室端っこには飲み湯ならぬ飲泉場もあります。無色透明の湯は変わらずに良かった。
四の湯は現在では別府温泉道はもちろ九州温泉道の対象施設にもなっていました。この規模でこのスタイルの共同湯、最近では立て直しや改装で姿を変えるパターンが増えてきているので可能な限りこのスタイルの共同湯であり続けてほしいですね。また、分析書がH20とH21年のものがありましたが、以前訪問時に掘削していた源泉がH21年のものなのかもしれない、未確認ですが。。。
(三昧・2016年12月)
四の湯を再訪しました。近くにはいつのまにやら四の湯の駐車場もでき便利になりました。公園の奥に位置するレトロな佇まいは以前と変わらず。最初に別府を訪問した頃は、まだこういう昔ながらの味わいのある浴舎が点在していたので特別な感じはしなかったのですが、この10年の間に次々と改装や閉館があり、今となってはこのレトロ感がとても貴重な存在と感じます。
受付を済ませ中に入ると浴室の雰囲気も以前のまま。滔々と掛け流されるやや熱めの無色透明、綺麗に澄んだスベキシ湯も健在です。この四の湯に集うご婦人たちの朗らかな雰囲気も変わらずでした。
初めてここを訪問した際は私もまだ別府初心者で洗面器も持たずでしたが、今ではお風呂道具をすっかりと持参です。浴後は管理人さんともお話しをしましたが、ここの湯が何よりの自慢という事でした。いつまでも残って欲しい、今では別府でも数少なくなった昔ながらの共同浴場「四の湯」です。
(まぐぞー・2016年12月)
▼四番目の湯「四の湯」の名前の由来が記されています
▼由来にちなんだ御方?
▼男性浴室(脱衣所と一体型です)
▼男性浴室
▼浴槽
亀川温泉 四の湯温泉 2008年1月
公園の一角にある共同浴場です。公園の片隅では掘削櫓が組まれていて、四の湯で利用する新たな泉源を掘削している様子。湯桶を持参していかなかったので本当であれば有料でレンタルだそうだが、今回は特別にタダでいい、という。お言葉に甘えてタダでお借りする事に。
脱衣所のすぐ隣に小判型で青色がキレイなタイル浴槽があります。中央部分を仕切りで分けており、それぞれ6-7人が入れるような広さがあります。浴槽縁のモルタルがいい味を出しています。天井が高く、湯気抜き良好で快適空間そのものの浴室でもあります。別府ではぬるめの部類に入る41℃のお湯は、無色透明無味の掛け流しです。番台のオバちゃんの娘さんは、埼玉の蕨と入間にいるそうだ。湯桶、ありがとうございました。
(三昧・2008年1月)
▼掘削櫓が組まれていました
▼男性浴槽
亀川温泉 四の湯温泉 2004年3月
「しの湯」と読むらしいです。商店で「よんの湯はどこですか?」と道を訪ねたら、「しの湯って言うのよ、あそこは良いお湯よ」と言っていました。四の湯は近所の子供達やお年寄りが集う町の公園の奥にあり、町に点在する共同浴場の中では比較的大きな部類に入るレトロな昔ながらの浴舎です。訪問時は丁度別府の温泉まつりで、浴舎には提灯が飾られています。
受付を済ませ中に入ると、天井が高めで広々とした空間の浴室が現れました。脱衣所の目の前が浴槽という、別府ではよくある造りです。真ん中にドーンと造られた浴槽は小判型で、真ん中で仕切られ、それぞれ7人サイズの「熱い湯」「温い湯」とにわかれています。掛け流される湯はツルツルキシキシの混在するとても綺麗に澄んだ無色透明、熱い湯・ぬるい湯はの温度差はほんの少しでした。
ここには洗面器がなく、最初、その事を知らずに脱衣後「かけ湯どうしよう・・」と困っていると、素早く「はいっ」と御夫人が1個貸してくださいました。別の御夫人が「そういえば受付に洗面器があったわ、私取って来てあげる」と裸のまま(!)行ってくれたのですが、しばらくして「ちょっと、洗面器有料で20円も取るんだって」と興奮気味に戻って来たのです。すると別の御夫人が「何?ほんとなの?この辺のお風呂じゃ、どこだって洗面器タダで置いてあるじゃない、ケチねぇー!」と怒りだしてしまいます。そんなきっかけから御夫人方の会話の輪に入れていただき、たわいもない世間話に花が咲きました。私が観光客であると告げると「えー、私達の言葉と発音が同じだから大分の人だと思った!」とビックリ(どんな発音? ^ ^ ;)更に関東から来ていると告げると、皆さん仰け反るように驚いて、その反応の凄さにこっちが驚いてしまいました。四の湯は楽しい御夫人の集う笑いの絶えない浴場でした。
(まぐぞー・2004年3月)
▼外観
▼受付と浴室入口
亀川温泉 四の湯温泉 データ
大分県別府市亀川四の湯20-4
4月~9月/6時30分~11時・14時~22時
10月~3月/7時~11時・14時~22時
16日休み
100円→200円
訪問:2004年3月・2008年1月・2015年4月・2016年12月・2019年4月
亀川温泉 四の湯温泉 温泉分析
【2015年4月訪問時分析表が二つ掲示されていました】
四の湯温泉 単純温泉 47.1℃ pH=7.8 溶存物質計=0.748g Li=0.6mg Na=142.0(75.46mv%) K=19.4 Mg=5.9 Ca=18.6 F=0.3 Cl=136.0(47.17) Br=0.4 SO4=112.0(28.62) NO3=8.7 HPO4=0.1 HCO3=110.0(22.11) H2SiO3=190.0 HBO2=4.2 HAsO2=0.5 As=0.3 (H20.7.30)
四の湯温泉 単純温泉 49.9℃ pH=8.2 溶存物質計=0.789g Li=0.7mg Na=150.0(75.38mv%) K=19.7 Mg=6.8 Ca=19.4 Sr=0.1 F=0.3 Cl=143.0(47.02) Br=0.4 SO4=118.0(28.70) NO3=8.2 HPO4=0.1 HCO3=117.0(22.40) H2SiO3=200.0 HBO2=5.5 HAsO2=0.5 As=0.3 CO2=3.5 (H21.2.12)※温泉利用状況=全ての項目で該当なし