観海寺温泉 杉乃井ホテル

2016年3月訪問時、浴室内撮影禁止となっていました。それ以前の2004年「みどり湯」を掲載しています。

観海寺温泉 杉乃井ホテル 2016年3月

観海寺温泉に位置しており大型観光温泉ホテルの杉乃井ホテル。別府八湯温泉道の対象施設でもあり、七段以上で段位認定を申請して頂ける高段者優待券も利用できる施設。訪問当時では平日1500円、土日祝祭日2000円の料金が高段者券にて無料で利用できる、ありがとうございます。

受付対応もよく気分よく浴室へ向かいます。脱衣所入り口には脱衣所・浴室内では撮影禁止の案内があり、浴槽はおろか分析書の写真すら撮れませんです、はい。利用できるのは男女別で裸利用の大展望露天風呂「棚湯」と、水着着用で男女一緒に利用できる屋外型温泉施設のアクアガーデン。でしたが今回は水着の用意もないので「棚湯」のみ。棚湯とアクアガーデンともに観海寺温泉を引き湯利用しており、それぞれ源泉100%ということです。

施設は一言で書くと「立派なお風呂」の一言に尽きます。棚湯のウリは棚田に見立てた段々状の大型な浴槽です。それにも増して一番のウリは観海寺温泉という小高い立地を生かした大展望露天風呂。大展望と名乗るだけあって別府湾が見事に一望できるのは素晴らしい。本題のお湯は無色透明、ヌルつるする浴感が特徴でカルキ臭は特に感じませんでした。泉質は公式HPよりナトリウム-塩化物泉。湯使いは先述の撮影禁止なので記憶出来ずに忘れました。お湯抜きにしても露天風呂からの眺めや、開放的な段々状の露天浴槽はまずまずでした。
(三昧・2016年3月)


興味はあったけれど高くて手が出せなかった「棚湯」ですが、なんと別府八湯温泉道の高段者無料券の対象になっていました。これはもう行くしかありません。前回、本館の「みどり湯」に立ち寄りしてから早12年、相変わらず観海寺地区にそびえる杉乃井王国は健在で、訪問時も多くの観光客で賑わっていました。

棚湯はプール施設のように広ーーい段々畑状の露天風呂と、別府湾を眺める景観がウリのようです。これだけ大きな浴槽だし、どうせ湯使いはバリバリ循環かと思っていたのですが、場所によっては塩素こそチョット強く匂いましたが、熱い源泉をじやんじゃん投入しつつの半循環で、これだけの規模でかなり頑張っている湯使いな印象を受けました。肝心の湯は弱いヌルスベ感のある無色透明で、場所により熱め~やや熱め~適温となっていました。メインの棚湯の他に3~4人サイズの大きな樽風呂も三つあり、こちらは掛け流し利用と思います。ただ、この樽風呂に関してはぬるめ寄りの適温で、既に大勢の人が浸かったのかやや湯なまりが生じていました。ちなみにこの時のお客さんは、私以外ほとんどの人が韓国からの皆さんでした。
(まぐぞー・2016年3月)

▼とにかく規模が大きい杉乃井リゾートです

観海寺温泉 杉乃井ホテル(みどり湯) 2004年3月

別府はもとより九州を代表するといってもいいような、娯楽と温泉の融合した超大型温泉宿泊施設です。別府の高台に位置する観海寺温泉に幾つかの棟が立ち並び、ひとつの街のような様相になっています。全体的にどこか懐かしい昭和の雰囲気もあり、ちょっとギラギラした古きよき時代の行楽観光地的雰囲気が、老若男女問わず楽しめる施設になっているのかもしれません。

杉乃井ホテルといえば別府湾を一望する「棚湯」が有名ですが、短時間での立ち寄りの身には料金が高すぎて手が出ません。今回は500円という手ごろな値段で入浴できる本館の大浴場にお邪魔しました。大浴場は大きくわけて「みどり湯」と「大観泉」の二箇所あり、ともに男女各々浴室があるという大型ホテルならではの充実ぶりです。訪問時は「大観泉」が掃除中との事で「みどり湯」の方へ案内されました。

浴場はとにかく広々。脱衣所を抜けると打たせ湯、飲泉所もある広々内湯浴槽、続く露天風呂もドーンと広い石造り。一人用の樽風呂もありますが、コチラはなぜか訪問時は水風呂状態でした。肝心の湯は無色透明でツルツルとした浴感があり、なかなか気持ちよく浸かれました。源泉が高温のため加水により温度調節しているとの事ですが、それほど変な印象は無かったです。なにより大型ホテルにもかかわらず500円で浴場を開放してくれるのは太っ腹ですね。
※この浴場はその後、宿泊者専用となりました。
(まぐぞー・2004年3月)

▼外観

▼みどり湯入口

▼大浴場

▼打たせ湯

▼露天風呂

▼樽風呂

2016年3月訪問時、浴室内撮影禁止となっていました。それ以前の2004年「みどり湯」を掲載しています。

観海寺温泉 杉乃井ホテル データ

大分県別府市観海寺1
0977-24-1141
棚湯+ザ アクアガーデン9時~21:30(受付)
1500円(土日祝2000円)
※大浴場は宿泊者専用になりました
訪問:2004年3月・2016年3月・2019年4月

ナトリウム-塩化物泉(公式HPより)他は不明※温泉利用状況=内容の記憶忘れ