別府温泉 ホテル雄飛(閉館)

別府温泉 ホテル雄飛は2018年3月31日をもって閉館しました。

※人気の「とよ常」はすぐ近くに移転営業しています。

北浜エリアにある料理自慢の宿です。同経営のJR別府駅前にある割烹「とよ常」では、お宿の名物・特上天丼ととり天を頂いたこともあります。今回はホテル雄飛(北浜本店)でお食事ではなく、お宿のお風呂を立ち寄りしました。食事処「とよ常」は、日曜日のお昼時で盛況の様子。それを横目に通過して入浴受付します。

エレベーターにて6階にある浴場へ移動。脱衣所に入り左側扉の開けると展望内湯、右側には露天風呂もあります。

内湯は石台に乗る一段小上がり仕様。木枠、石板張りの8人サイズほどでしょうか。ガラス窓からは北浜の宿群や街並みが眺められます。湯は無色透明、ややとろんとしたツルツル湯。浴後はさっぱり感、火照り感は少ないです。掘削160mからの源泉を10L/minほどの投入して掛け流し。湯船端のタイル切込みよりオーバーフローあり。

露天風呂は2-3人サイズの屋根付きの岩風呂です。周囲からの目隠しがあります。湯口では弱甘味、湯は無色透明、とろんとしたツルツル感あるものです。体感42.5℃、湯船端からのオーバーフローありの掛け流し。
(三昧・2013年11月)


別府北浜地区の観光旅館密集地に並ぶ一軒です。大型が目立つ北浜の中では比較的こぢんまりとした鉄筋ホテルで、一階が人気の料理店「とよ常」になっています。とよ常の特上天丼は手頃な値段でボリュームもあり、いつも昼間は大勢のお客さんで賑わっています。温泉道のスタンプも特上天丼デザインです。

浴室は6階にあり、男女別に内湯と露天風呂があります。限られた空間に造られたコンパクトな浴室で、やや手狭間感はありますが、明るく清潔で雰囲気は良いです。まずは内湯ですが、2~3人サイズの長方形石造り浴槽がひとつあり、やや熱めの無色透明湯が滔々と掛け流されています。鮮度良好の心地よい湯で、ツルキシの混在する肌触りがあり、湯面からは爽やかな石膏臭が香ります。

内湯のすぐ目の前にある4人サイズの木枠浴槽が露天風呂です。スダレの目隠しと屋根掛けもあり、風通しの良い内湯といった印象もありますが、浴槽の後ろにはちょっとした庭木が植えられ、ここが6階だという事を忘れてしまいそうです。湯に浸かっている間、何度も野鳥のジョウビタキが飛んで来ました。湯は内湯同様に満足の行くもので、たっぷりと楽しむ事ができ、浴後は肌に心地よい温泉臭が残る気持ちの良いものでした。
(まぐぞー・2013年11月)

▼男性内湯

▼男性露天風呂

▼湯口と溢れ出し

▼女性内湯と湯口

▼女性露天風呂

▼湯口とお子様セット

▼とよ常の特上天丼

別府温泉 ホテル雄飛は2018年3月31日をもって閉館しました。

別府温泉 ホテル雄飛 簡易データ

大分県別府市北浜2-13-11
13時~15時
500円
訪問:2004年4月・2013年11月

別府温泉 ホテル雄飛 温泉分析概要

ホテル雄飛 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 52.9℃ pH=8.1 溶存物質計=1578mg Li=1.8mg Na=296.0(72.73mv%) K=32.2 NH4=0.3 Mg=20.9 Ca=40.3 Cl=252.0(36.35) SO4=59.2 HCO3=624.0(52.30) CO3=29.8 HAsO2=0.3 HBO2=5.7 H2SiO3=215.0 CO2=7.8 (H17.1.18) ※温泉利用状況=掲示確認できず