鉄輪温泉 熱の湯

鉄輪温泉 熱の湯 2019年4月

またも数年ぶりの再訪問です。熱の湯は無料の公衆浴場で、駐車場もすぐ目の前だからかいつも賑わっている印象です。

シンプルなタイルばりの浴室は、ますます使い込まれて渋い貫禄が出てきました。浴室には10人サイズの長方形浴槽が一つあり、湯口より熱い源泉が静かに流し込まれています。ほんのり茶色がかっても見える熱めの湯は、弱いひっかかり感のある肌触りで、湯面からはほのかに優しい香りが漂います。利用者の多さの割には今回は湯の状態もよく満足の湯浴みとなりました。こういう立派な浴場を無料開放・維持・管理されている別府市、関係者の皆さんに感謝・感謝です。また再訪します。
(まぐぞー・2019年4月)

▼奇跡的に撮れた三昧利用の男性浴室

鉄輪温泉 熱の湯 2013年4月

貸間旅館に宿泊の翌朝、鉄輪散歩がてら市営温泉「熱の湯」に立ち寄る。今更ですがココの共同浴場はなんと無料、完全に無料なのです。有難いことですね、マナーに気を付けて利用しましょう。訪問したのは早朝の6時ですが、朝から地元民で朝風呂タイムの賑わいです。ざっと15人は浴室空間にいるでしょう。各々が湯浴みしたり、洗髪したりしています。

無色透明、塩味はほぼ感じない湯なのは加水しているんでしょう。体感温度も42℃と浸かり易くなっています。混雑ながら、まだまだ湯汚れの無いサッパリ浴感の湯を、朝から楽しまさせて頂きました。
(三昧・2013年4月)


 

温泉街の路地を進んだ、やや奥まった場所に位置する市営の共同浴場です。古びた鉄筋コンクリの建物は随分と年季が入り、昭和の香りがプンプンと漂っています。目の前が駐車場というアクセスの良さも手伝ってか、鉄輪の湯治客というよりは、どちらかというと地元の方の利用が多い印象です。鉄輪に宿泊した朝、散歩がてら数年ぶりに立ち寄ってみました。

男女別浴室は、別府の共同浴場で御馴染みタイルばりのシンプルなもので、この熱の湯は比較的広さがあります。浴室には10人サイズの長方形浴槽がひとつあり、無色透明の熱湯が掛け流されています。薄い塩気を感じるサッパリとした湯で、訪問時は朝だった為か状態も良く、心地よい目覚めの一浴となりました。

ところで、これは前回訪問時の事ですが、先客にひとりの御夫人がいたのですが、私に気がつくことも無く洗面器に水を汲んで次々と浴槽内に流し込んでいるのです。「おはようざざいます」と声をかけると、とてもビックリした様子で、しばらく沈黙の後、私が観光客とわかるとホッとした安堵の表情を浮かべながら「ここのお湯は熱くて入られない。だからいつもこうして水でうめているのだけれど、それを快く思わない人がいて文句を言われる」と話されていました。共同浴場の「ぬるい・熱い」は、どこへ行っても永遠の火種ですね。
(まぐぞー・2013年4月)

▼鉄輪温泉 熱の湯 入口

▼仏像が見守ります

鉄輪温泉 熱の湯 2008年1月

起床後、近所を散歩し近くで朝風呂しようと「熱の湯」を訪れる。入浴料無料は以前と変わらないままだった。10人サイズのタイル浴槽もそのままだ。近所の方々が次々に入浴に訪れるが、ほとんどがカラスの行水状態。いつまでも長湯はせず、ザブンと浸かって撤収といった感じだ。湯は無色透明、旨みダシ味で弱金気風味がある。肌にしっとり感が残る浴後である。44℃ほどの湯が掛け流し。今回は湯がドンドン注がれていたのか鮮度良好で満足いくものでした。
(三昧・2008年1月)

▼鉄輪温泉 熱の湯 外観

▼旧洗濯場跡

▼旧洗濯場跡

▼旧洗濯場跡

鉄輪温泉 熱の湯 2005年3月

鉄輪の共同浴場の一つであり、観光客でも利用できる「熱の湯」です。しかも嬉しい事に無料です。温泉道スタンプ対象施設ですぐ近くにある「入船荘」にスタンプが置いてあります。男女別で内湯が一つがあります。観光客らしき人はおらず。近所の方々で賑わう中での湯浴みとなりました。浴室では当日の午前中に起きた地震の話しで持ちきり。

浴槽はコンクリ製の正方形型でかなり年季がはいっています。夕方で入湯客が多かったせいか湯はなまり気味。おまけに湯口からは当然にも源泉が投入されていると思っていたら、温泉流入口にはタオルで蓋が、、、。よく見ると冷たい水道水が。。。おかげで湯温は39℃。コンディションの良い時に再訪したい共同浴場だ。
(三昧・2005年3月)

鉄輪温泉 熱の湯 2004年3月

▼鉄輪温泉 熱の湯 外観

▼入口

鉄輪温泉 熱の湯 データ

大分県別府市鉄輪井田1組
Googleマップでみる
6時30分~21時
年末の大掃除日休み
無料
訪問:2004年3月・2005年3月・2008年1月・2013年4月・2016年3月・2019年4月

鉄輪温泉 熱の湯 データ

別府市温泉供給事業鉄輪泉源下 ナトリウム-塩化物泉 81.7℃ (掘削自噴) pH=4.1 溶存物質計=4.487g Li=7.8mg Na=1190(86.53mv%) K=178.0 NH4=1.0 Mg=4.3 Ca=38.5 Sr=0.5 Ba=0.2 Mn=1.2 Fe2=0.4 F=2.9 Cl=1950(88.45) Br=5.4 I=0.2 HSO4=0.9 SO4=334.0 H2SiO3=685.0 HBO2=84.7 HAsO2=1.9 CO2=15.0 As=1.3 (H31.2.19)