篠原温泉

由布市内の国道210号を走っていると対岸に掲げられた篠原温泉の看板。看板が無ければココが温泉施設とは分からないと思います。一つの建物の中に共同浴場と食堂が一緒になっている。入り口に「入浴料金は食堂へ・・・」などと掲示がある。

浴室は換気がいまいちで熱気がムンムンと篭っている。浴槽は1.8×1.5mの角タイル張りのシンプルな造りのものです。湯面下で女性浴室と繋がっている造りでもあります。黄色がかった透明、つるすべ感に少しのとろみ感を持ちます。太目の塩ビ管が浴槽内に伸びていて、目測で25L/minほどの注入の掛け流し。43-44℃の熱めの湯温。湯口周辺にいると、弱いタマゴ臭が漂ってきてオイオイと鼻を刺激してきます。共同浴場の雰囲気や、湯も良かったので気に入りました。
(三昧・2006年4月)


 

周囲を穏やかな田園に囲まれた日帰り温泉施設。といっても派手なセンター系ではなく、ささやかな食堂に併設された小さな浴場です。浴室には四角い浴槽がひとつあり、下で男性側と繋がっています。女性側浴槽は4人程のサイズで、薄い茶緑色を帯びた適温湯が満たされていました。

トロミのあるツルツルとした肌触りの良い湯で、その為か浴槽底もツルツル。大雑把なイメージで言うと「青森県板柳界隈の湯」といった感じでしょうか(あくまでも、大雑把・・ね)。湯口を嗅ぐとプーンとタマゴ臭。一口含むと何とも言えぬ重曹チックな甘み。浴後は肌がガビガビとする湯でした。
(まぐぞー・2006年4月)

▼男性浴槽

▼女性浴槽

▼湯口

篠原温泉 データ

大分県由布市挾間町篠原426-6
Googleマップでみる
097-583-2834
9時~20時→9時30分~18時30分
毎月14日休み→火曜休み
100円→200円
訪問:2006年4月

篠原温泉 温泉分析概要

篠原温泉 含食塩芒硝重曹泉(ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉) 44.5℃ pH=8.2 溶存物質計=1376mg K=48.5mg Na=350.0(91.08mv%) NH4=0.5 Ca=4.2 Mn=0.1 Cl=178.2(29.70) F=0.4 SO4=277.5(34.14) HCO3=359.6(34.82) CO3=3.3 HS=0.5 HSiO3=4.5 BO2=0.2 H2SiO3=144.9 HBO2=2.7 (S51.5.12)