湯平温泉 砂湯温泉(旧中央温泉)(休止中)

湯平温泉 砂湯温泉(旧中央温泉)は休止中です

湯平温泉 砂湯温泉(旧中央温泉) 2016年12月

再訪してみると以前の中央温泉から砂湯という名称に変更になっている。川のたもとに佇む湯小屋には変わりはない。ただし、小屋内の浴槽部分は完全にリニュアルされている。

新しい浴槽は浴室床より嵩上げされていて、洗い場部分からの洗髪等の汚水が流れ込まない造りになっている。モルタル造りの3人サイズの小さな浴槽で、腰掛ゾーンがあり湯船フチは木造りとなっている。

お湯はほぼ無色透明、肌に滑らかな浴感。体感43℃ほどの湯温、重曹薬品臭に温泉臭、弱重曹味といった感じ。あまり利用者が多くないのか、湯の鮮度はまずまずで楽しめました。
(三昧・2016年12月)


約10年ぶりに再訪してみました。温泉街の石畳から小さな橋を渡った川の対岸にある湯小屋です。川面に沿って造られた湯小屋は以前と変わらないような気もしますが、なにかどこかちょっと違うような気もします。

後で家に帰って10年前に撮った画像を確認してみると、川に面する塀や屋根も含めて新しく改装されていました。しかも名称も中央温泉から砂湯になっていたんですね。

中でも大きく変わっていたのは浴舎内です。以前は洗い場との段差のない造りでしたが、改装後は浴槽がせり上がった造りになっていました。木枠モルタル造りの浴槽は3人サイズ、湯口より無色透明熱めの湯を投入し、浴槽内でややぬるめ寄りの適温掛け流しとなっていました。

ただ訪問時はとても寒い冬場の朝だったので、夏場などはもう少し浴槽湯温も上がるものと思います。湯面から爽やかな温泉臭の香る湯は、まだ朝だったからか鮮度も良好、なかなかの心地よさです。浴後は体もあたたまり、ぶらぶらと温泉街を散策してみました。
(まぐぞー・2016年12月)

▼この橋を渡ります/湯小屋

▼湯小屋

▼仏像/浴室入口

▼男性脱衣所/男性浴室

▼男性浴槽

▼女性脱衣所/女性浴室

▼湯口/溢れ出し

 

湯平温泉 砂湯温泉(旧中央温泉) 2006年4月

橋のたもとに建ち、川に迫り出すように位置する浴舎は、パッと見た感じ屋形船のようにも見えてしまう。湯平温泉に5つある共同浴場のひとつの中央温泉です。鄙び系、なんとなくB級っぽいところもあり、こちらも管理人さん不在です。

浴舎には男女別、1.2×1.8mの小ぢんまりした浴槽がひとつあります。石板敷きの床、浴槽縁は川の中流などに転がっていそうな石が並んでいます。やや褐色がかっている湯、すべすべ感あり。弱温泉臭、浴槽温度は42℃ほど。投入量が少量なので、湯に新鮮感はあまり感じられない。浴槽隅にあるお手製の湯口より5L/min弱を投入している。しかしながら、それも常時にわたり投入しているわけではない。たまに湯量が少なくなってきたなと思えば、終いには湯の投入が停止してしまっている。気まぐれな湯口である。源泉は決して間欠泉ではないので念のため。。。
(三昧・2006年4月)


湯平の石畳から少し路地に入り細い橋を渡った先にある川沿い共同浴場。最初見た時「あれ~、こんなトコに屋形船があるよ」と思ってしまった。川に浮く小舟のような鄙びた湯小屋。そんなロケーション。

浴室には2~3人サイズのこぢんまりとした石組み浴槽がひとつ。当然のごとく掛け流しなのですが、なぜかお湯は出たり止まったり。浴槽サイズは小さいものの、それに対しても投入量はかなり少なめ。その為、やや「なまり気味」となっていました。柔らかな温泉臭漂う湯は、かすかーに焦げ茶を帯びたようにも見える透明。弱つる浴感の適温。じっと湯に浸かっていると川のせせらぎがよく聞こえます。
(まぐぞー・2006年4月)

▼湯小屋

▼中央温泉です

 

▼湯小屋/湯小屋からの眺め

 

▼男性浴室

▼湯口/溢れ出し

 

▼女性浴室/天井

 

湯平温泉 砂湯温泉(旧中央温泉)は休止中です

湯平温泉 砂湯温泉(旧中央温泉) 簡易データ

大分県由布市湯布院町湯平
6時~21時30分
毎月1日大掃除との掲示あり
100円→200円
訪問:2006年4月・2016年12月

湯平温泉 砂湯温泉(旧中央温泉) 温泉分析概要

湯ノ平 中鶴2号 ナトリウム-塩化物泉 81.9℃ pH=8.4 溶存物質計=1.882g Li=1.4mg Na=559.0(92.40mv%) K=25.7 Mg=1.6 Ca=19.9 Sr=1.0 Ba=0.1 F=1.8 Cl=663.0(71.43) Br=1.8 HS=0.3 SO4=95.1 NO3=0.4 HCO3=303.0 CO3=12.0 H2SiO3=178.0 HBO2=18.3 HAsO2=0.3 (H21.2.19) ※温泉利用状況=加水あり

【以前の分析】中津留2号源泉 ナトリウム-塩化物泉 泉温=? pH=8.5 溶存物質計=2182mg Li=2.4mg Na=637.0(90.47mv%) K=30.9 NH4=15.5 Mg=1.4 Ca=15.6 Sr=0.8 Fe2=0.3 F=2.0 Cl=827.0(75.53) Br=2.0 SO4=83.1 HCO3=244.0 CO3=51.0 HAsO=0.5 H2SiO3=232.0 HBO2=36.1 (H17.6.16) ※(温泉成分に影響をあたえる項目)全てなし