松之山にある日帰り温泉施設です。駐車場の片隅には源泉井がありそれを浴槽で利用しているようです。施設への入館は朝9:30頃より可能ですが、浴室の利用は10:00からになります。
浴室窓側は全面ガラス張りで展望よし。20人サイズの横長石造り浴槽が内湯になります。湯は微灰白濁りに中程度塩味、中程度のヨードチンキ臭がします。42℃の湯温で濃厚な浴感があり、調子にのって湯に浸かり続けていると、湯上り後にヘビーな湯疲れが襲来してきます。湯口で鼻をクンクンするとヨードチンキ臭がガッチリたっぷりと堪能できます。
内湯から露天風呂へは階段を数段下ります。10人ほどの岩風呂露天で開放感があります。浴槽中央には円柱状の湯口があり、そこからは湯がドバドバでていますがこれは循環湯の吐き出し。片隅にある竹筒湯口からは源泉そのまんまと推測される実測80℃の湯が浴槽へ落とされています。やはりお湯はヨードチンキ臭がします。露天は源泉投入ありの循環といった利用状況。日本三大薬湯の一つ「松之山温泉」、温泉薬効のみならずこの薬のような臭いも一役かっているのでは??
(三昧・2008年5月)
松之山温泉にある比較的大型の日帰り温泉施設です。今回は早朝に美人林や棚田散策の後、朝10時の開館にあわせて訪問しました。
男女別の浴場はそれぞれ内湯と露天風呂がひとつづつ。脱衣所を抜けると先ずは内湯ですが、10数人サイズの長方形浴槽がひとつあります。角の湯口より熱い源泉がチョロチョロ投入、浴槽内で適温の掛け流し。薄灰白濁りの湯はヨード薬臭がプンプン漂うもので、一口含むと結構しょっぱい。ただ、ここの湯は何故か湯浴み中は、あまり重さを感じず、ついつい長湯。なので、後からジトーッと来る発汗とダルさは半端ではありません。
続く露天風呂は周囲の景色を眺められる10数人サイズ。浴槽の端より熱い源泉がチョロチョロ投入。また、中央にも丸い湯口があり、戻り湯と思われる適温湯が流し込まれています。湯使いは源泉投入しつつの半循環ってとこでしょうか。露天風呂はやや熱め、そしてこちらも薄い灰白濁りを帯びた湯となっていました。
また、この浴室で感心したのが、シャンプーとコンディショナーの種類の多さ。テレビCMでやっている大手メーカーの量販品の多くが揃っています(内湯の扉横に置かれています)。ただし三昧に聞くと「男湯にはなかった」との事で、これは女湯だけのサービスかな。
(まぐぞー・2008年5月)
※画像は全て2008年のものです。
▼外観/休憩室
▼女性内湯
▼女性露天風呂
025-596-2619
10時~21時(受付20時30分)
650円(17時~500円)
金曜日休み(お盆・連休・祝日は営業)
訪問:2008年5月