温泉街の奥に位置する温泉旅館です。宿泊客の出迎え準備をしていたのか、ご主人と若女将?が帳場にてお出迎え。受付後、若女将に連れられて二階にある浴室へご案内いただく。
四月の中旬になろう時期に外は降雪で冷え込んでいる。おかげで換気良好な浴室内でも湯気が充満気味。浴槽は長方形タイル張り、5人ほどの広さがあります。浴槽左端に親子ガエルが乗った岩石湯口を配置、湯口温度44.9℃の湯を25L/minほど浴槽投入です。湯は薄っすら黄緑に微濁り、すべすべキシキシ感のある43.2℃。湯面上に排湯口があり、ここから排出の様子。強塩味、苦エグ味、石油臭は控えめ、ヨード臭が香ります。立ち寄りでしたが十分に楽しめました。
(三昧・2012年4月)
松之山温泉街のメイン通りにたつ、やや年季の入った旅館です。飛び込みで立寄りを伺うと、感じの良い女将さん(?)が快く迎え入れてくださいました。館内には男女別に内湯がひとつづつ。
女性側は木のぬくもりある浴室内に5人サイズの長方形タイル浴槽がひとつあります。満たされる湯は貝汁濁りがかった透明湯で、やや熱め寄りの適温。湯口からは浴槽湯よりも少しぬるめの湯が投入されています。スベキシとした肌触りの湯は、塩味と強いヨード臭が特徴的な松之山ならではのもの。溢れ出しはあるものの湯使いは不明です。
訪問時は4月でしたが、窓の外には雪囲いがされ、しんしんと雪が降っていました。
(まぐぞー・2012年4月)
▼男性浴室
▼別の角度から
▼カエル湯口
▼湯口の様子を動画でどうぞ(音あり)
▼女性浴室
▼浴槽
▼館内のお飾り
松之山温泉 こめや旅館 データ
新潟県十日町市松之山湯本60-1
10時~20時
300円
訪問:2012年4月
松之山温泉 こめや旅館 温泉分析
鷹の湯1号・鷹の湯2号・鷹の湯3号 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 85.5℃ pH=7.5 溶存物質計=14978mg Li=1.9mg Na=3500(60%) K=130 NH4=31 Mg=2.1 Ca=1900(38%) Sr=27 Ba=1.1 Mn=0.1 F=2.8 Cl=8900(99%) Br=25 I=10 SP4=72 HCO3=15 H2SiO3=110 HBO2=250 CO2=0.8 (H20.10.30)※温泉利用状況の掲示見当たらず