鹿教湯温泉 ときわ旅館(廃業)

鹿教湯温泉 ときわ旅館は廃業しました。

鹿教湯の小規模な温泉旅館です。玄関をくぐると静まり返った館内。ご主人が対応され「宿泊客は既に帰ってお客さんは誰もいない」とのお返事。「貸切でいいよ」との事。遠慮なく立ち寄りさせて頂いた。

男女別に内湯がひとつずつ。清潔感があり、湯が溢れ続けるこじんまりした浴槽。2-3人サイズは自分好みの大きさだ。湯口はライオン、町高梨共同浴場でもライオンだったが、鹿教湯ではライオン湯口が流行っているのか?今回のときわ旅館のライオン君は、白い析出物の付着で変装したライオンになっている。46℃の湯を10L/minちょいの投入。浴槽では44℃、無色透明でキシキシ浴感、弱石膏臭が香る。湯面上にはとろみ感からのアブク残りが持続しやすい状態だ。湯汚れ一つ無い新鮮湯が溢れ出していた。
(三昧・2009年6月)


鹿教湯温泉街にある、やや年季の入った旅館です。立寄りを伺うと感じのいい御主人が快く受付けてくださいました。館内には男女別内湯がひとつづつあり、御主人によると「男湯の方が少し大きいから、そっちを貸切にするといい」との事。ありがたく貸切利用させていただきました。

外光がよく射し込む明るい印象の浴室に2人サイズの四角い浴槽がひとつ。ライオンの湯口より無色透明やや熱めの湯が注ぎ込まれています。キシキシとした肌触りの湯は、当然ながら掛け流し利用。溢れ出し多く、湯汚れ一切無しの鮮度良好。口に含むと僅かな石膏風味、そして上品な温泉臭がします。お湯の鮮度も勿論ですが、清潔に保たれているタイル浴室が好印象でした。

ちなみに帰り際、お隣にある女性浴室も見学させていただいたのですが、素人目にはほぼ同じ大きさに見えました。言われてみれば、まぁ微妙に男性側の方が大きくも見えますが・・。
(まぐぞー・2009年6月)

▼外観

▼男性浴室

▼心に響く掛け流しです

▼ライオン湯口

▼浸かった様子

▼女性浴室

▼女性側のライオン君は真っ白

鹿教湯温泉 ときわ旅館は廃業しました。

鹿教湯温泉 ときわ旅館 データ

長野県上田市鹿教湯温泉鹿教湯1253
立寄り時間要問合せ
300円
訪問:2009年6月

鹿教湯温泉 ときわ旅館 温泉分析

鹿教湯温泉混合泉(鹿教湯温泉2・3・4・6号泉と大塩5号泉の混合泉)(集合湯施設にて分析)単純温泉 45.9℃ pH=8.1 溶存物質計=591.8mg Na=90.3mg(48.00mv%) K=2.3 Mg=1.3 Ca=81.5(49.72) Sr=0.5 F=0.9 Cl=58.7(20.57) SO4=271.2(70.00) HCO3=43.1 H2SiO3=40.9 HBO2=0.9 (H19.11.9)※全ての項目において該当なし