乗鞍高原温泉 唐松荘

乗鞍の硫化水素泉に浸かりたく、どこにしようかなと立ち寄り先を探しつつ県道を上がっていく。ここどうかな？と思っていつもの流れで玄関をくぐる。声をかけてみたら「15時位までならいいですよ」とのお返事。今はまだ12時ちょい過ぎ、「ひとっ風呂お願いします」と返答して立ち寄り入浴させてもらう。

浴室は廊下を進んだ先の右手に位置する。男女別浴室、それぞれに内湯と露天風呂を備える。まずは内湯、縦長浴槽で4－5人サイズの木造り湯舟が一つある。訪問時はとても通気がよく熱こもりがないのでとても快適な空間だった。まだ浸かる前は濁りが薄い微濁湯、湯もみして人が浸かると緑がかった白濁湯に変化するパターンだ。湯面からは硫化水素臭がプンプンとして気分を盛り上げてくれる。乗鞍の宿によく採用されている浴槽内パイプ加温は稼働していない様子で体感湯温は43℃ほど、出たり浸かったりで十分に楽しめた。

露天風呂は開放的でオープンな環境。訪れた時、露天浴槽には保温用のマットが湯面に浮かべられていた。一時的にマットを移動して湯に浸かる。こちら露天は39℃ほどなのでまたっり入浴ができそうだ。宿泊者は24時間入浴可能との事、夜な夜な湯浴みするにも楽しそう。
(三昧・2018年8月)

▼男性内湯

▼湯口/洗い場

▼男性露天風呂

▼女性内湯