卜伝の湯(休止中)

卜伝の湯は2020年3月21日より休止中。

中の湯温泉旅館の所有する「卜伝の湯」に浸かる事ができました。上高地へつづくここから一般車通行止めという交差点の角にある「中の湯売店」が受付です。入湯には鍵が必要で売店にて貸していただけます。30分のみ貸しきりで利用できます。

脱衣所から階段を降りると浴槽の登場です。洞窟状態になっているので内部は暗く、浴槽の一番奥の岩の隙間から鉄分豊富と思われる温い温泉が自然湧出しています。浴槽手前からは鉄パイプよりこちらは触れられない程の熱い湯が投入されています。浴槽の岩周辺は鉄分で赤茶けです。湯は金気味、微塩苦味。近くに来たら寄ってみてはいかがでしょうか。
(三昧・2003年7月)


 

30分単位で完全貸し切りの洞窟風呂です。7時から入浴出来るとの事で朝一番に行ったら、既に10時まで予約で一杯!仕方ないので11時に予約を入れ、しばし白骨温泉へとお出かけしました。

さて、いよいよ待ちに待った卜伝の湯ですが、上高地行きのバスが渋滞する道路沿い、「本当に、ここに温泉があんの?」と思えるような、かなり年季の入ったほったて小屋の中にありました。まずは鍵を開け中へ。そしてすぐに内側から鍵をかけます。そうしないと、渋滞停車中の観光バスのお客さんが興味を持って中に入って来ちゃうからだそうです。中に入ると、そこはもう脱衣所。脱衣した後は素っ裸で少しばかりの階段を下り、いよいよ卜伝の湯へ。

薄暗い洞窟の中には素朴な浴槽。そして、なみなみと鉄の湯が満たされています。辺りは金気臭がプンプン、湯気で蒸し蒸し。浴槽には常に新鮮な湯が投入され続けています。湯温は程よく、蒸し風呂効果もあってアッという間にホテホテになってしまいます。
(まぐぞー・2003年7月)

▼中の湯売店(受付はこちら)

▼脱衣後階段をおりると

▼洞窟風呂

卜伝の湯は2020年3月21日より休止中。

卜伝の湯 データ

長野県松本市
上高地へ抜ける釜トンネル入り口近く
(管理:中の湯温泉旅館)
7時~19時→時間に関しては要問合せ
500円700円→800円
訪問:2003年7月