津軽長寿温泉(閉館)

津軽長寿温泉は2016年8月31日をもって閉館しました。

津軽長寿温泉 2009年5月

その後リニュアルオープンしたとの事で確認しに立ち寄る。二つのメイン浴槽の他に打たせ湯、でんき風呂、ジェット浴槽、ぬる湯に寝湯浴槽と各種浴槽を取り揃えてある。訪問時にはメインの浴槽のみを利用した。

御影石縁のタイル浴槽が湯口を挟んで二つに仕切られている。6人サイズの浴槽は47℃もあり入湯断念、もう一方の8人浴槽では熱め44℃。出がらし茶のような薄い黄色透明、塩味強しで臭素臭強い。油断して浸かっていると身体にグッとくる実力ある濃厚湯。メイン浴槽に限ってはカルキ臭は感じられない。夏場はキツイお湯となりそうだ。
(三昧・2009年5月)


城西の温泉マンさんより07年3月にリニュアルしたとの情報をいただき、遅ればせながら再訪してみました。建物そのものをリニュアルしたようで、見た目もすっかり綺麗になっていました。

浴場は相変わらず幾つかの浴槽が並ぶ造りで、メイン浴槽の他、ぬる湯浴槽、打たせ、でんき浴槽、ひとり用浴槽などなど・・。

先ずはメイン浴槽ですが、6~7人サイズの適温槽と4人サイズの激熱槽の二つに仕切られています。この二つは源泉の投入量で温度差をつけているようですが、訪問時はホースによる加水も少々。緑茶濁りを帯びた湯は少しばかり茶色く細かな湯花の漂うもので、スベスベとした肌触り、口に含むと強い塩気、そして湯面からは臭素臭がプンプンと漂います。かなりの打撃湯で「あれ?前もこうだったっけ?」と思ってしまう。

お次は「ぬる湯槽」ですが、この浴槽の湯はメイン浴槽と同じ源泉に地下水でも混ぜているのか、それともまったく別モノなのかは不明。メイン浴槽の湯を少し薄くした印象に加え、湯口では鉄臭がプンプン漂います。

館内には塩素投入の掲示があり、浴槽によっては少し感じられるものもありましたが、そう気になるほどではありませんでした。まあ、なんにしても熱く重い、疲れる湯です。
(まぐぞー・2009年5月)

▼男性浴室

津軽長寿温泉 2005年1月

弘前市内にある温泉公衆浴場です。正月も早々にお客さんがドンドコとやってくる人気の浴場でした。電気風呂にサウナ、水風呂は当たり前。メインの大浴槽に低温浴槽、小浴槽まであり種類豊富なのが人気なのか?

大浴槽・小浴槽共にタイル張りで公衆浴場そのもの。大浴槽の湯はうすく茶色がかった透明で浴槽内には黒や茶の湯華がちらほら。ダシの効いた塩味に結構なすべすべ感がします。44℃と熱めの湯。ココの湯は津軽地方によくあるタイプの温泉です。
(三昧・2005年1月)


日本には長寿の名の付く浴場が幾つあるんだろう?というワケで、ここも長寿温泉です。町中にある温泉銭湯で、訪問日は大勢の人で賑わっていました。お爺ちゃん、お婆ちゃんに子供達、まさに地元の交流の場といった施設です。

メイン浴槽は二つに仕切られた長方形。一方が10人サイズの熱湯、もう一方がホースにて温い湯が投入された5人サイズ適温湯となっています。更にその奥には人肌程度の低温風呂があり、その横にはサウナ、サウナ用の水風呂があります。一番人気は低温風呂で、この浴槽だけは常に満員御礼。逆に一番人気がないのが熱湯槽。その為か、この熱湯槽が一番湯の鮮度が良かった。

肝心の湯は薄ウーロン茶色、細かなお茶の出涸らしのような湯花が舞います。ほんのりダシ塩味のする湯で、スルスベとした気持ちの良い浴感。カランも温泉利用。
(まぐぞー・2005年1月)

▼外観

▼オリジナル風呂桶

津軽長寿温泉 簡易データ

弘前市
6時~22時30分→16時~22時
350円
訪問:2005年1月・2009年5月

津軽長寿温泉 温泉分析概要

東城北温泉 ナトリウム-塩化物泉(←ナトリウム-強塩泉かな) 50.2℃ 60L/min pH=7.4 溶存物質計=20158mg Na=7029mg(92.53mv%) K=357.8 NH4=19.6 Mg=33.8 Ca=227.4 F=0.4 Cl=11795(98.32) Br=28.1 I=19.6 SO4=6.5 HPO4=0.2 HCO3=307.1 H2SiO3=165.8 HBO2=159.3 CO2=50.6 (2007.1.30) ※加水あり、塩素注入あり

【以前の分析】東城北源泉 ナトリウム-塩化物強塩泉 50.6℃ pH=7.4 75L/min(掘削820m・動力) 溶存物質計=19900mg Na=7000mg(93.43mv%) K=390.0 NH4=20.6 Mg=21.5 Ca=168.0 Mn=1.1 Fe2=1.7 Li=0.4 Cl=11500(98.27) Br=14.0 I=4.3 HCO3=335.6 H2SiO3=301.6 HBO2=147.9 CO2=33.7 (S60.11.20)