空の平高原温泉(閉館)

空の平高原温泉は閉館しました

青荷温泉に向かう途中に突然に現れた温泉施設です。当然のように立寄ってみました。青荷は一昨年に訪問していますが、その時にはこの施設は無かったので最近になって出来たようです。外観も新しい無人の共同浴場といった具合です。どうしてまたこんな山中にこのような浴場がは不明ですが、浴場周辺はまだ工事が進められており何かの施設が出来るような印象を受けました。

浴舎といえば立派な建物ですが、中には料金箱が設置されており各自で利用料金を入れる仕組みです。浴室には総木造りの浴槽があり、2.2×3.5mの大きさです。源泉は水道蛇口&石を積み上げたような壁の上部より、浴槽へ注がれておりおよそ50-60L/minの源泉が浴槽へ大量投入されています。高温源泉の為か同時に加水もあります。浴槽縁から大量に溢れ出しがあり、また浴槽に浸かると同時にかなり大量の湯が溢れ出して、排水口は洪水状態です。これが嫌いな温泉好きはいないでしょう。湯はキレイに無色透明、弱タマゴ臭の美味しいものです。体への細かいアワ付きもあり二度おいしいです。

ガラス張りの浴室は明るくて気持ちがよく、遠くは岩木山も頭をだし、近くは虹の湖の青い湖水も眺められます。国道から青荷に行く道を進んだ所にあり、誰でも利用可能。
(三昧・2006年5月)


国道102号沿い、かの有名な青荷温泉へ行く分岐に突如現れた「空の平高原温泉」なる看板。これは青荷の新施設か、はたまた新規の温泉センターか?というワケで早速向かってみました。到着してみると、そこには看板のご立派さからは想像もつかぬ、山中の無人湯小屋。こういうのをプレハブ?って言うんでしょうか??中に入ると、料金箱が設置してあり200円の文字が書かれています。お金を投入すると「カラカラーン」と、まだ誰も入っていないような??

女性側の浴室には10人位入られそうな立派な総木造り長方形浴槽があり、大きくとられた窓からは、近くの湖は勿論、遠く岩木山まで見え素晴らしい眺望となっていました。無人の湯小屋にしては妙に立派です。肝心の湯は熱めの無色透明、細かな気泡が多く付着するもので、その為スベスベとした印象を受けます。湯口では、タマゴ臭、一口含むと仄かなタマゴ味。溢れ出しまぁまぁ。兎に角眺めが良いトコです。
(まぐぞー・2006年5月)

▼案内板

▼外観(2006年はまだ名前が書かれていませんでした)

▼男性脱衣所

▼男性浴槽

▼湯口

▼女性脱衣所の料金箱

▼女性浴室

▼別の角度から

▼湯口

▼浴室からの眺め

空の平高原温泉は閉館しました

空の平高原温泉 簡易データ

青森県黒石市大字二庄内字イカツツ
8時~18時(までに絶対退出)
200円
訪問:2006年5月・2009年5月

空の平高原温泉 温泉分析概要

イカツツ源泉 アルカリ性単純温泉(Na-Cl・SO4) 70.8℃ pH=8.5 266L/min(動力) 溶存物質計=812mg Li=0.1mg Na=240.7(90.47mv%) K=2.4 NH4=0.3 Mg=0.6 Ca=17.7 Al=0.4 Fe2=0.9 F=2.7 Cl=233.7(57.15) Br=0.4 I=0.1 HS=0.3 S2O3=0.1 SO4=192.1(34.69) HPO4=0.2 HCO3=25.0 CO3=11.1 (H16.8.9)