安部城温泉は閉鎖しました
地元の御婦人に教えてもらい訪問してみた共同浴場。教えられた通りに道を進むと、簡素なほったて小屋がひとつ。「これが温泉なのかなぁ?それにしてもボロイなぁ」とオソルオソル近付いてみます。及び腰になりつつ「すみませーーん」と言いながら中へ入ってみると・・誰もいない。脱衣所には「15分限定」のような事が書かれています。早速衣類を脱いで浴室へ。
浴室の扉を開けてビツクリ!小さい浴槽に怒濤のごとく掛け流し!!強烈に叩き込まれる湯は無色透明であるも、浴槽は鉄色に染まっています。飲むと案の定の鉄味。雑味のない鉄味です。湯温は心地よいベストな適温。なにしろ投入量が凄過ぎます。湯が劣化する間もなくザンザン溢れ出し流れてゆきます。浴後に料金箱に料金を入れようとしたら見当たらず。「何?ここ無料!?」なんだか非常に申し訳ない気持ちになりつつ湯小屋をあとにしました。
(まぐぞー・2003年9月)
▼湯小屋
▼脱衣所
▼掲示
▼とんでもない湯量です
▼別の角度から
安部城温泉は閉鎖しました
安部城温泉 簡易データ
青森県
訪問:2003年9月
安部城温泉 温泉分析概要
【阿部城2本の源泉のうちの1本を載せておきます。御参考まで。】新田1号泉 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 39.5℃ pH=7.5 600L/min 成分総計=3318mg K=28.5mg Na=402.9(36.54mv%) Ca=510.0(53.08) Mg=51.0 Fe2=0.6 Mn=0.3 Cl=170.8 SO4=1938(85.01) HCO3=139.7 AsO3=1.1 H2SiO3=34.7 HBO2=26.2 CO2=13.2 (S49.3.12)