大間から函館行きのフェリー乗船に時間があったので、再訪だがその後どうなったかなぁと気になって立ち寄る。券売機で入浴券を購入、そして番台へ手渡す。浴室へ入るとシャワーが5-6台あるが以前もあったかなぁと思いながら掛け湯をたっぷり。しかも浴槽湯が黄土色濁りだった記憶だったが今回は透き通っていた。午前中の早い時間だったのか、湯使いでも変わったのかなぁ?
(三昧・2018年8月)
大間の共同浴場的印象を受けた養老センター。山林の合間に建つ立地、鄙びた外観といい、館内に入る前から期待してしまいます。管理人さんも常駐しており、番台にはおばちゃんが座ってます。
かなりの熱気こもりの浴室はどうも苦手でいただけません。5-6人サイズの野球のホームベースのような形をしたタイル浴槽が一つあり、そこには濃オレンジ色のいかにも鉄分コテコテと思わせる湯がたっぷりと満たされています。オレンジ鉄錆色濁り、強塩味に芒硝薬味、キシキシする浴感がします。湯口では無色透明、塩ビ管より35L/minほどを投入。ただし定量ではなく時にはチョロチョロ、時にはダーという不安定な出具合い。塩ビ管には湯華除去のための被せ物が取り付けられている。とにかく熱めで、おおよその体感ではあるが46℃はある。強烈な湯の部類に入ると思う温泉で長湯は無理であろう。熱気ムンムンのサウナ状態の浴室が、一段と体をダウンへと導く。湯口では源泉塩ビ管と隣同士に水道蛇口があったので、利用者はその時の湯の状況により加水しているのかもしれない。
(三昧・2006年7月)
約12年ぶりに訪問しました。以前と外観は変わらず番台さんも常駐。でも以前は券売機はあったかな?ひとつ大きく変わったのは湯がほぼ無色透明であったこと。湯口より熱い源泉を浴槽サイズにして多めの投入で、浴槽内でもかなりの熱め、相変わらず塩気のあるギチギチ湯で、もしかしたら朝一番の訪問で鮮度が良かったため??今回はオープン直後の訪問だったため(多くの共同浴場は朝一と夕方に特に混む)シャワーも全部埋まる勢いの賑わいでした。
(まぐぞー・2018年8月)
大間温泉海峡保養センターの更に奥にある、素朴な地元向け共同浴場です。外観からして素朴で、一瞬、工事現場の詰所に見えてしまいました。湯小屋内は昔ながらの番台形式です。
料金を支払い早速浴室へ。浴室へ入った途端、ちょっと刺激的な温泉臭がプンと鼻につきます。6人サイズの五角形浴槽がひとつあり、目にも鮮やかな鉄錆色の湯が満たされています。そっと湯に浸かると結構な熱湯、ギチギチ浴感、そしてなにしろ塩分が強く重いのです。湯口を見ると、投入時点では無色透明、発泡のような泡も見られます。一口含むと鉄+強塩味+弱炭酸感+弱エグミ味。浴槽底には鉄錆色の粉状湯花が沈殿し、いつの間にやらお尻がオレンジ色に染まっていました。結構な熱湯ですが、湯口付近にある蛇口にて自由加水も可能なようです。実際、後から来た御婦人が水の蛇口を全開にされていました。なにしろ重い湯ですが、シャワーが真湯だったのがヨカッタ。
(まぐぞー・2006年7月)
▼外観/券売機
▼休憩スペース/子宝観音
▼男性浴槽
▼女性浴槽/湯口
訪問:2006年7月・2018年8月
大間温泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 48.5℃ pH=? 溶存物質計=13807mg Na=4001mg(75.82mv%) K=173.7 NH4=0.9 Mg=47.5 Ca=931.3(20.24) Mn=1.4 Fe2=13.2 Fe3=0.6 Li=0.6 F=0.8 Cl=6679(83.25) Br=5.4 I=5.0 SO4=1613 HCO3=254.2 H2SiO3=25.7 HBO2=52.2 CO2=101.8 As=0.1(H17.7.28)
【以前の分析】大間温泉 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 54.5℃ pH=6.8 225L/min 成分総計=12710mg Na=3626mg(76.21mv%) K=110.0 NH4=4.5 Mg=35.1 Ca=858.6(20.70) Mn=1.1 Fe2+Fe3=5.7 Li=0.6 F=0.9 Cl=6015(81.46) Br=16.1 I=0.7 SO4=1664 HPO4=0.3 HCO3=225.8 H2SiO3=23.0 HBO2=61.4 CO2=56.5 (S61.12.2)