道路を挟んで反対側にある川倉地蔵尊の帰りに「おんせんにはいりませんか？」などと書かれた看板を見つけて突如入湯してきました。建物の外観とは反対に、お風呂はきれいで新しめでした。やはりお年寄りのお客さんが数名ほど入浴中。
浴槽はタイル張りで変型の浴槽が一つあり、二つに仕切られています。片方は適温、もう片方は熱めの湯。湯口に袋をかけて茶褐色の湯華を除去している様子でした。湯は源泉温度からして加熱しているでしょう。無色透明、無味無臭でツルすべするお湯でした。
(三昧・2003年8月)
瞑婚の習俗が残る川倉地蔵尊の向いにある老人福祉センター内の温泉です。こういう御高齢の方の為の施設には温泉が併設されていることが時々あります。建物内は「いかにも」といった感じの無機質な造りで、シーンと静まりかえっていましたが、浴場へ行くと一変お婆ちゃん達で賑わっていました。
浴室は狭いながらも清潔で明るく、ふたつに仕切られた浴槽には丁度良い湯加減と、やや熱めの湯が投入されていました。湯はやや黄味がかった透明、なめると塩っぱい。この辺りは温泉施設が少ないので、地元の方にとって大切な存在の湯だと思います。
(まぐぞー・2003年8月)
▼受付
金木中央老人福祉センター 川倉の湯っこ データ
青森県五所川原市金木町川倉七夕野426番地11
→Googleマップでみる
0173-53-3864
9時～20時
月曜日・12月29日～1月3日休み
400円
訪問:2003年8月
金木中央老人福祉センター 川倉の湯っこ 温泉分析
川倉源泉 ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉 36.3℃ pH=8.73 成分総計＝1328mg Na=414mg4(96.0mv%) Cl=492.0(66.96) SO4=215.4(21.61) HCO3=116.2(9.17) CO3=12.3
