アクトバード矢立温泉(休業中)

アクトバード矢立温泉は2014年4月頃より休業中です

秋田と青森の県境付近にある温泉です。「矢立ハイツ」には立寄りした事があったのですが、こちらの「赤湯」の存在を知り前々から行ってみたかったお宿です。外観から鄙びた雰囲気のお宿でお風呂に入る前から期待してしまいました。

お風呂は男女別に内湯が一つずつ。分析書を見落としてしまったのか、掲示が無かったのか、分析書も見ていないので泉質・成分の詳細は不明です。

浴室に入ったとたんニンマリしてしまいました。赤茶色の濁り湯が目に入ってきました。2×2mの正方形浴槽には赤茶色の湯が満たされている。赤茶色に混濁、強塩味、きしむ浴感。透明度は20cm位かな。グレー色の塩ビ製パイプより冷たい源泉が注がれる。また加熱湯も同時に投入。コップが設置してあり飲んでみると塩で不味い。土類系の香りと浴感あり。
（三昧・2004年7月）

アクトバードなんて洒落た名前ですが木造の鄙びたお宿です。訪問日は何やら祭りの準備か、屋外にマイクやライトなどが設置されていました。館内も随分と鄙びていて、時代の隙間に取り残されたような雰囲気があります。

浴室は男女別、5人位入られそうな小さな四角い浴槽がひとつあるのみのシンプルなもの。湯は沸かしの鉱泉で、濃い黄土色をしています。土っぽくベタ付く浴感の湯で、色のわりには鉄の味がしない、塩っぱいもの。湯が加熱されると共に、非加熱の源泉も注ぎ込まれているのが嬉しい。浴室内は温泉成分の蓄積が凄く、いたる所がデコボコとしています。お湯だけでなく、この風情を楽しみに訪問してもよいかと思います。
（まぐぞー・2004年7月）

▼男性浴室