さざなみ温泉

強食塩泉で名が知れる「さざなみ温泉」。日も暮れはじめる頃に訪問する。場所がいまいち良くわからなかったので散歩中のおばあちゃんに聞いてみると、なんと親切にも施設まで車に同乗して案内してくれるという。暗くなる直前だったので大変に助かった。

宿泊施設はなく日帰り温泉施設のさざなみ温泉。受付にはおばあちゃんが座っている。入湯は券売機にて券を購入する。男女に分かれて浴室で、内湯があるのみ。浴槽は丸みを帯びた変形型の湯でタイル造りです。浴槽は二つに仕切られており、それぞれ42℃と熱め44℃の温度差がある浴槽があります。熱めの浴槽は30L/minは投入されており、湯の鮮度は断然にこちらが勝ります。やや黄色を帯びた薄い緑色の湯。湯口では無色透明で臭素臭、強い塩味、苦味を感じます。強食塩泉で浴後はポカポカ感がかなり持続します。夏場はきついかもしれません。
(三昧・2005年5月)


 

東北湯巡りのバイブル的存在、無明舎のガイド本にも紹介されている秋田の「濃い」温泉です。最寄り駅は秋田内陸縦貫鉄道「合川駅」なのですが、駅からは微妙に距離があり、そして見つけにくい。私達もしっかり迷いました(カーナビがあれば迷う事はないのかも?)。

さて、到着した「さざなみ温泉」は、ちょっと小奇麗な温泉施設です。パッと見は駅舎のようにも見えます。男女別浴室には内湯浴槽がふたつ。片方が3人程入られる「結構な熱め」、もう片方が6人程入られる「やや熱め」、どちらに入っても熱い湯ですが、小さい方は相当な熱さです。浴室に入った途端、海の臭いが押し寄せ、このテの「臭い湯」が好きな方はニンマリする事でしょう。浴槽へは結構な調子で湯が投入、白みを帯びた黄緑色で、とても濃い塩、ちょいスベ、キシキシ感もある湯は重く疲れる。湯を何気なく口に含んだら、物凄い塩とニガリ風味で、思わず「ゴフッ!」と噴き出しそうになった(気合いで飲み込んだけど)。備品はドライヤー。熱く、塩っぱく、重い湯なので冬場向きかも?
(まぐぞー・2005年5月)

▼掲示(2005年5月)

▼男性浴室 湯口

さざなみ温泉 データ

秋田県北秋田市川井字鳥屋沢36-4
Googleマップでみる
0186-78-4171
8時~21時→13時~20時
月曜日は午前中休み
350円
訪問:2005年5月

さざなみ温泉 温泉分析

漣温泉 ナトリウム-塩化物強塩泉 48.3℃(自噴時) 53.0℃(動力揚湯時)200-300L/min(自噴時) 800-900L/min(動力揚湯時) pH=7.2(H10.3.2)



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