塩釜温泉 橋本屋旅館は閉館しました
塩釜温泉のR400沿いにある温泉旅館です。今までに3-4度ほど立ち寄りを試みましたが全てタイミングが合わずで入浴できずにいました。でしたが、温泉まつりふるまい湯の協賛宿ということで電話確認してから訪問しました。感じのいい女将さんが対応して下さり、ふるまい湯ながらも気持ちよく迎えいただきました。
浴室は内湯が二か所、露天風呂が一つということです。各浴室は宿泊客ごとの貸切制にしているとの事、今回は泊まりではなくふるまい湯でしたが貸切で利用です。貸切入浴したのは内湯の大浴場、ガラス窓3枚の明るい空間です。変形型タイル造りの7-8人サイズがある浴槽です。
湯口木箱の内部にて温泉と水がミックスされつつ調整されての浴槽落とし込み投入です。湯口温度44.1℃、浴槽で41.9℃に適温調整されていました。無色透明、弱温泉臭、少しスベキシする湯が湯船前面部分の全部分からオーバフローされていました。溢れ出し量もそこそこあり見ていて気持ちがいいです。湯汚れも感じず満足のお湯でした。
(三昧・2014年9月)
塩原温泉の塩釜地区、箒川沿いのこぢんまりとした家庭的なお宿です。こちらには10年ほど前から日帰りのためアタックをかけていたのですが、訪問すると何故か玄関は開いているのに呼べど呼べど人が出てこない事が何度か続いていました。今回「塩原温泉 古式湯まつり温泉ふるまい」で無料開放されるとの事で、電話連絡で確認の後に出かけてみました。
また誰も出てこなかったらどうしよう・・などと思いつつ玄関を入ると、今回は女将さんが出迎えてくだり一安心。女将さんによるとお宿には内湯大小二つと露天風呂一つがありそれぞれを貸切利用するそうです。そして女将さん一番おススメの露天風呂は残念ながら先客がいるとの事で大きい方の内湯へ案内してくださいました。
外光がよく射し込む明るい雰囲気の浴室には6~7人サイズのタイル浴槽がひとつあり、石組み湯口より加水源泉が滔々と流し込まれています。ほんわりと優しい温泉臭の香る無色透明湯は浴槽内で丁度いい適温の掛け流し。弱いスベスベ感とキシキシが混在する肌触りで、加水ながら溢れ出しも多く気持ちよく湯浴みを楽しめました。
次の訪問ではぜひ女将さんおすすめの露天風呂を利用してみようと思ったのですが、残念ながら2017年に入り閉館されてしまったようです。
(まぐぞー・2014年9月)
▼利用した内湯
▼湯口
▼こちらで源泉と水を適温に混合
▼冷たい麦茶のサービスがありました
塩釜温泉 橋本屋旅館は閉館しました
塩釜温泉 橋本屋旅館 簡易データ
栃木県那須塩原市
立ち寄り時間・料金不明
塩原温泉古式温まつり温泉ふるまいで訪問
訪問:2014年9月
塩釜温泉 橋本屋旅館 温泉分析概要
塩釜区左岸 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 68.9℃ 550L/min(動力) pH=6.2 溶存物質計=1.393g Na=306.4mg(73.58mv%) K=21.7 Ca=79.4(21.89) Mg=3.0 Mn=0.4 Fe2=0.1 F=2.5 Cl=337.6(52.10) SO4=288.4(32.86) HCO3=159.6 HAsO2=0.7 H2SiO3=150.6 HBO2=42.2 CO2=92.1 H2S=0.2 (H8.3.21) ※温泉利用状況=確認できず