2018年9月訪問時、浴室内撮影禁止となっていました。浴室画像は2004年のものです。
鉄輪にある規模の大きな温泉ホテルです。もう数えきれないほどに何度もこの界隈を行き来していましたが立ち寄りしたことはありませんでした。同経営の夢たまて箱には何度かお世話になったことはありましたがココは初です。玄関に入り正面がフロントです。浴室までの廊下通路沿いには宴会場があって、ちょうど夕方の食事時で賑やかな雰囲気でした。当日のお客さんはほとんど韓国からのようでした。大分空港への定期便もあるようなので気軽に来日できるのでしょう。
当日の男湯は「砥石の湯」と暖簾が掛けられていました。浴室に入り右手に洗い場シャワーがドーン、左手にはサウナと水風呂と15人サイズの石風呂があります。もしかしてこれが砥石だったのかもしれませんね、なんせ暖簾を見たのが湯上り後でしたもので。浴槽湯は無色透明で特になんてことないです。湯口不明で溢れ出しも確認できずほぼ溜め湯状態だったかも。サッと浸かっただけでしたがやはりそこは鉄輪の湯、あたたまりはかなりのものでした。
(三昧・2018年9月)
鉄輪の九州横断道路沿いにある日帰り温泉施設「夢たまてばこ」の隣に位置する大型観光旅館です。夜に鉄輪の町を歩くと湯けむりの向こうに「風月」というネオンが煌々と明りを放っています。こちらも10数年ぶりの訪問となりました。館内には一階に男女別大浴場と、屋上に展望露天風呂があるようですが、案内は大浴場のみされたので立ち寄りで利用できるのは大浴場だけなのかもしれません。
男女別大浴場はそれぞれ趣が違うので、もしかすると入れ替え制なのかもしれません。当日の女性浴室は岩風呂でした。比較的広さのある浴室には10人サイズの岩風呂がひとつ。そして、その一部を仕切る形で3人サイズのサウナ用水風呂がありました。湯はほんのり茶系の濁りがあるようにも見える無色透明の適温で、源泉を投入しつつの半循環のようですが、源泉をどこから入れているか、溢れ出しはどこにあるか、まったくの不明でした。ほぼ臭いも感じられず、お湯の状態は鉄輪の中ではちょっと弱い印象です。
隣の「夢たまて箱」とは同経営で宿泊者は中で行き来できるようです。湯使いや湯の状態は「夢たまて箱」の方が断然よい気がします。
(まぐぞー・2018年9月)
▼2004年の岩風呂
0977(66)4141
15時30分~20時30分
500円
訪問:2004年3月・2018年9月
ホテル風月(夢たまて筥 男湯大浴場にて採取)ナトリウム-塩化物泉 42.0℃(源泉=97.5℃) pH=3.9 溶存物質計=3.699g Na=1065mg(88.10mv%) K=155.5 Mg=4.6 Ca=35.7 Fe2=0.5 Fe3=0.9 Mn=1.0 Cl=1514.1(82.07) SO4=448.0 H2SiO3=407.9 HBO2=66.1 CO2=53.9 H2S=0.1 As=0.4 (H17.3.29) ※温泉利用状況=加水あり・循環あり
【以前の分析】ホテル風月(別府温泉)ナトリウム-塩化物泉 97.5℃ pH=3.6 掘削250m自噴 溶存物質計=3992mg H=0.3mg Li=6.6 Na=1112(86.11mv%) K=149.0 NH4=0.5 Mg=5.1 Ca=36.7 Mn=1.3 Fe2=10.3 Fe3=0.5 F=2.8 Cl=1745(84.82) Br=5.1 I=0.2 HSO4=3.5 SO4=411.0(14.75) H2PO4=0.3 HAsO2=4.9 HBO2=89.3 H2SiO3=407.0 (S62.5.14)